相模原市は、隣接する町田市に立地するサレジオ工業高等専門学校と、令和6年1月23日(火)に連携協定を締結しました。この協定に基づき、スマートモビリティやスマートエネルギーの活用検討、実証を進め、環境負荷が少なく誰もが移動しやすい交通環境の構築及び脱炭素型まちづくりの実現を目指します。

サレジオ工業高等専門学校 小島 知博校長(左)と本村 賢太郎相模原市長による協定締結
  • 協定の締結について

 「未来へSwitch! ゼロカーボンさがみはら」をキャッチフレーズ2050年脱炭素社会の実現を目指す相模原市は、「職業教育」と「キャリア教育」を実践し、工学分野における数多くのスペシャリストを輩出しているサレジオ工業高等専門学校との連携協定を締結しました。

 同校では、環境・安心安全・健康をテーマに社会課題に対する先進的な研究が進められており、本協定をきっかけとして、相模原市内における多様化する地域課題に対し、工学的かつ専門的な知見を踏まえた課題解決の検討を相互の連携の下に進め、将来的なスマートモビリティ及びスマートエネルギー社会の実現を目指します。

【協定締結日】

令和6年1月23日(火)

【協定締結式会場】

サレジオ工業高等専門学校

【協定締結者】

サレジオ工業高等専門学校 小島 知博 校長

相模原市 本村 賢太郎 市長

【想定している主な連携事項】

・サレジオ工業高等専門学校オリジナルの自動運転EV 「VISMO」の実証事業への協力

・市域における脱炭素に関する地域課題や未活用ポテンシャルの有効活用に向けた課題・事業抽出と工学的視点での課題解決研究

・学生の活躍の場の拡大と人材育成 

  • 締結式の様子

 サレジオ工業高等専門学校オリジナルの自動運転EV「VISMO」の展示やスマートタウンのイメージ映像なども投影し、同校と本市が相互に連携して目指す未来の街づくりを印象づけるものとなりました。

開会前の動画投影と自動運転EV「VISMO」
会場に展示された自動運転EV「VISMO」

同校で構想中の「スマートタウン」ジオラマ
自動運転EV「VISMO」を制作した学生の皆さんと一緒に

本市は、令和5年11月に地球温暖化に関する国内外の動向などを踏まえ「第2次相模原市地球温暖化対策計画」の改定を行い、2050年二酸化炭素の排出量実質ゼロという大きな目標に向け、歩みを進めています。

https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/kurashi/1026489/kankyo/1026506/plan/1008145/index.html

令和5年度は、大規模な省エネ家電に対する買替補助や、電気自動車充電設備への補助など、脱炭素型ライフタイルの切替に繋がる新たな取組を実施しています。

2050年脱炭素社会の実現という大きな目標の達成に向け、『未来へSwitch(スイッチ)! ゼロカーボンさがみはら』のキャッチコピーとともに、引き続き前進してまいります。

昨今の人口減少や高齢化の進展、コロナ禍による公共交通利用者の減少に加え、本市においては、リニア中央新幹線新駅の設置など、交通を取り巻く環境は大きな転換期を迎えている中、将来にわたって持続可能なまちづくりを目指すため、令和4年3月に「相模原市総合都市交通計画」を策定し、交通ネットワークの整備や公共交通の維持確保など、様々な交通施策を進めています。

配信元企業:相模原市役所

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