一般社団法人ふくしま海と緑のプロジェクトは、「漁獲量」にスポットを当て、減少の「カツオ」、増加の「トラフグ」を中心に、福島県の海がどのような変化をしているのかを学ぶイベント「ぎょぎょっと発見!「常磐もの」カツオ守り隊!トラフグ広め隊!」を開催、参加した子どもたちとスーパー「マルト」とのカツオのコラボメニュー販売や、トラフグをテーマにしたオリジナルテープを配布しました。

イベントに参加した子どもたちは、「カツオ」「トラフグ」の班に分かれ、イベントを通して学んだこと、伝えたい思いを絵にして、商品デザインを考えました。減少の「カツオ」は、「(貴重な)資源の有効活用」をテーマに、スーパー「マルト」で期間限定販売の「カツオの肉巻き」のパッケージをデザイン。11月20日(月)~12月3日(日)の期間にて、限定1000食で販売されました。増加の「トラフグ」は、「持続可能な資源へ」をテーマに、オリジナルのテープとマスキングテープを作成。完成したテープ300セットは、イベントに携わってもらった幼稚園や観光協会などに配布されました。

参加した子どもたちのパッケージ商品を通して、イベントで学んだ「常磐もの」の魅力を、県内へ発信しました。このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

  • 「資源の有効活用」をテーマにした「カツオの肉巻き」を販売

「限度ある資源を大切に」「カツオのうまさ知って欲しい!」など、イベントに参加した子どもたちが描いた絵をパッケージした商品、「カツオの肉巻き」がスーパー「マルト」で販売されました。こちらの商品は福島県立小名浜開成高校水産クラブ調理チームが考案した貴重な海の資源「カツオ」を、有効活用するため、「カツオの血合い」も活用した、お惣菜となっております。販売は11月下旬から12月上旬にかけて、いわき市内のスーパー「マルト」で1000食限定で販売されました。パッケージには、カツオと福島の海の現状とカツオの課題について学んだ子どもたちが、伝えたい思いをイラストで表現し、購入者に「常磐もの」の魅力を伝えると共に、資源の有効活用の大切さを伝えました。

  • 持続可能な資源」をテーマにしたテープで、幼稚園の募金箱が完成

トラフグをとりすぎないように」「ペットボトルはつぶして捨てよう」など、イベントに参加した子どもたちが描いた絵をパッケージしたオリジナルテープ、マスキングテープが制作されました。こちらは、相馬の新しい資源「トラフグ」が、漁獲量が急増している中でも、まだ不明な点が多く、「持続可能な資源」の重要性を学んだ子どもたちの絵がデザインされています。このテープは、イベントに携わってもらった相馬市の観光協会、旅館、料亭、幼稚園へ配付されました。配付された相馬市の原釜幼稚園では、年始の能登半島地震への支援活動を始めており、募金箱の作成時にテープを利用されました。イベント参加者の相馬の海への思いは、テープを通して次世代の子どもたちに届けられました。

<コラボメニュー概要>

・商品名:カツオの肉巻き

・発売日:2023年11月20日~2023年12月3日  ※現在は販売終了。

・概要:イベント「ぎょぎょっと発見!「常磐もの」カツオ守り隊!トラフグ広め隊!」と、株式会社マルトが福島県立小名浜海星高等学校水産クラブ調理チームと行っている、商品開発プロジェクトとのコラボレーション。

・価格:538円(税込)

・販売場所:マルト3店舗(SC中岡店、SC君ヶ塚店、SC平尼子店)

※限定1,000食にて販売されました。


<団体概要> 

団体名称:一般社団法人 ふくしま海と緑のプロジェクト

URL:https://fukushima.uminohi.jp/

活動内容:福島県の海への理解を促進し、魅力ある福島の海を未来に残すため、イベントや情報発信を推進し、また、海洋ごみ削減のために多くの県民参加型の全県一斉ごみ拾い活動等、県民の意識や行動を変え、次世代を担う子どもたちに海を中心に福島の美しい自然を守り、大切にする心を育てる活動を行っています。

日本財団「海と日本プロジェクト」

さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。

https://uminohi.jp/

配信元企業:海と日本プロジェクト広報事務局

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