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関東は、南岸低気圧の影響で雪の可能性が2回あります。1回目は明日4日(日)の午前、沿岸部中心に一時的に雨で雪がまじる所も。2回目は週明け5日(月)午後~6日(火)朝、東京都心など平地でも雪で、積雪の恐れがあります。関東の雪予想は大変難しく、気温が1℃変わるだけでも雨から雪にガラッと変わるため早めの備えをお願いします。

雪予想①回目:明日4日(日)チラつく程度

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1回目の雪予想は、明日4日(日)午前。南岸低気圧の影響で、明日4日(日)明け方~朝は、神奈川や千葉など沿岸部を中心に雨や雪が降るでしょう。箱根など神奈川西部の山沿いでは雪が主体、千葉や神奈川など沿岸部では雨が主体ですが、平野部でも一時的に雪のまじる所がありそうです。

明日4日(日)は「立春」ですが、東京都心でも、午前中は一時的に雪が舞うかもしれません。

ただ、降る時間は短く、雨量も少ない見込みです。4日(日)昼前には止み、午後は日が差す見込みです。

雪予想②回目:5日(月)午後~6日(火) 東京23区でも積雪の恐れ

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2回目の雪予想は、週明け5日(月)午後~6日(火)朝にかけて。次の南岸低気圧の影響で、関東甲信の広範囲で雪や雨が降り、関東西部~北部の山沿いを中心に大雪となり、東京23区でも数センチ程度、雪が積もる可能性があります。交通など、大きな影響が出る恐れがあるため警戒が必要です。

現時点では、雪や雨の降り出しは、5日(月)昼頃のため、朝の通勤通学の時間帯の影響はない見込みですが、帰宅時間帯は影響が出る可能性あり。遅い時間帯ほど影響リスク大となりそうです。

6日(火)の午前にかけて警戒

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5日(月)夜間が降雪のピークとみられ、日降雪量は多い所で、山梨県で30~50cm、群馬県長野県で30~40cmが予想され、山間部を中心に大雪となる見込みです。関東北部・南部平野部、甲府盆地でも5~10cmの降雪が予想され、積雪する恐れがあります。

5日(月)~6日(火) 関東甲信地方「警報級の大雪の可能性」

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2月3日(土)午前11時現在、関東甲信地方で5日(月)~6日(火)に警報級の大雪になる可能性が「中」と、気象庁から発表されています。これは「高」ほど可能性は高くありませんが、警報級の現象となりうることを表しています。

時として関東に大雪をもたらすこともある南岸低気圧。関東の雪予想は大変難しく、低気圧のコースや降水の強さ、湿度、気温が1℃違うだけでも、雨予想が雪予想にガラッと変わります。雪に慣れていない関東地方では、数センチ積もるだけで、転倒や車のスリップなど大きな影響がでてしまいます。最新の情報を確認し、早めの備えをお願いします。

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