NieR:Automata」で知られるヨコオタロウが原作・クリエイティブディレクターを務めたゲームアプリ「シノアリス」のオリジナルエピソードが「シノアリス 一番最後のモノガタリ」として、2月23日から新宿バルト9(東京)と、T・ジョイ梅田(大阪)で上映される。

シノアリス」は2017年6月6日にサービスインし、総登録ユーザー数1000万人を超えた人気作。音楽を「NieR」シリーズなどでヨコオタロウタッグを組んだ岡部啓一とMONACA、オリジナルキャラクターデザインをイラストレーターのjinoが担当した。今年1月15日にサービスを終了するまで、ヨコオタロウの代表作である「NieR」シリーズや「ドラッグ オン ドラグーン」シリーズのほかにも、「コードギアス 反逆のルルーシュ」や「Re:ゼロから始める異世界生活」など、さまざま作品とコラボレーションしてきた。

シノアリス 一番最後のモノガタリ」は、1月23日に開催された「『シノアリスサービス終了記念座談会」でお披露目された全編3DCGのファンムービー。原作ゲームから引き続きM・A・O上田麗奈立花理香喜多村英梨三瓶由布子内田真礼本渡楓伊藤静高橋李依が出演し、原作ゲームのPVなどに携わってきたアオキタクトが監督、イルカが制作を務めている。

ストーリーは、さまざまな物語に登場したキャラクターたちが「作者」を復活させるべく滅ぼし合う、本で埋め尽くされた世界「ライブラリ」を舞台に展開。「シノアリス」のユーザーであるアリスは、「シノアリス」が原因でさまざまなトラブルに巻き込まれ世界に絶望してしまう。ビルから飛び降りたアリスはライブラリで目覚めるも、「シノアリス」のナビキャラであるギシンとアンキによって、自身の人生がいかに最悪だったかを、あの手この手で突きつけられるが、絶望しギシンとアンキに連れ去られそうになったアリスを助けるべく「キャラクターズ」が立ち向かっていく。

各上映劇場とメイジャー通販では、2月16日までクリアファイル付きムビチケカードを販売中。価格は1600円。なお、3月1~17日には新宿マルイアネックス(東京)で、「シノアリス サービス終了記念!! POP UP SHOP in マルイ」が開催されることも決まった。

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