ファンタスティック・ビースト」シリーズでおなじみのイギリス人俳優カラムターナー(33)が、かつて働いていた日本で、壮絶なダイエットを経験したことを告白した。17歳~18歳の頃、日本でモデルとして活動していた彼は、仕事を得るために減量しなければならなかったという。約半年間の滞在中、生の魚をたくさん食べて、ウエストが10cm以上痩せたそうだ。


◆寿司屋に通い、ランチマグロ6貫



カラムターナー



 英ロンドン出身のカラムは、10代後半でスカウトされ、モデルとして活動を開始。ただ、仕事を獲得するためには痩せる必要があったそうで、キャスティングディレクターからダイエットを指示されていたという。


 しばらくの間、厳しい食事制限を自らに課していたという彼。17歳~18歳の頃に日本でモデルとして働いていたときには、生の魚をたくさん食べていたそうだ。このたび英インディペンデント紙のインタビューに答え、当時をこう振り返っている。


マグロ男って呼ばれていたよ。あるお寿司屋に毎日通っていたんだけど、僕が店に入ると料理人が『マグロ男だ』って言うんだ。僕のランチマグロ6貫だったからね」


 刺身が好きだったからではなく、「かなり体重を落とさなきゃいけなかった」ことから実践したというマグロのダイエット。その甲斐あってウエストが34インチ(86cm)から29インチ(73cm)に下がったそうで、「大変だったけど、なんとかやり遂げた」と語っている。


◆日本の雑誌で表紙を飾ったことも
 努力が実り、『バーバリー』といった高級ブランドをはじめ、『ネクスト』や『リーボック』などのモデルに起用されたカラム。日本でも、雑誌『ポパイ』や『SENSE (センス) 』の表紙を飾り活躍していたが、本人はあまり満足していなかったようだ。



男性ファッション誌『SENSE (センス) 』2009年07月号の表紙を飾るカラム※画像はAmazonより



「モデル業で色々な場所に行けるところは大好きだったけど、それを追求することはできなかった」


 その後は、いくつかの仕事を掛け持ちする生活を送っていたといい、「労働者階級の出身でお金がなく、別の仕事をしなければならなかった。3つの仕事を掛け持ちしていたんだ。2つの店で働きながらバーにも勤めていた。家賃を払うためにね」と回顧している。


 そうしたなか、演じることに興味を持つようになった彼は、ショップ店員をしながら演技を学び、2011年に俳優デビューした。


ファンタビシリーズで主人公の兄に抜擢
 映画やドラマで着々とキャリアを積み、若手俳優として脚光をあびるようになったカラム。2016年にNHKでも放送されたトルストイ原作のドラマ『戦争と平和』(英BBC制作)に出演し、2018年公開の映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』では主人公ニュート・スキャマンダ―の兄テセウス役に抜擢。2022年公開のシリーズ最新作『ファンタスティック・ビーストダンブルドアの秘密』にも出演している。




 そのシリーズ最新作は、今月2日(金)、日本テレビ系列金曜ロードショー金ロー)で放送される予定。


 1月12日には『ハリー・ポッターと賢者の石』、19日には『ハリー・ポッターと秘密の部屋』、26日には『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』が放送され、4週連続でハリポタファンタビの“魔法ワールド”祭りとなった金ロー。今週金曜日にはついにファンタビ最新作が地上波に初登場する。ファンは要チェック!


◆噂の女性と寿司デート
 いま最も旬な俳優と評判のカラムは、私生活でも注目を集めている。


 今年に入り、英歌姫デュア・リパとのロマンスの噂が浮上しているが、どうやら付き合っていることが確実になったようだ。2人は交際宣言はしていないが、今月中旬には、米ハリウッドのレストランでディナーデートをした後、公の場でハグ&キスをする仲睦まじい姿がキャッチされた。


 米ゴシップサイト『TMZ』など複数の現地メディアによると、2人はストリートを見下ろすバルコニーでいちゃつき、周囲の目を気にする様子もなかったという。ちなみに、このときデートしていたのは、日本食レストラン「スシ・パーク」だったそうだ。


<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>



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