ミランは3日、セリエA第23節でフロジノーネとのアウェイ戦に臨み、3-2で競り勝った。

前節ボローニャ戦では2度のPK失敗もあって痛いドローに終わり、連勝が4で止まった3位ミラン(勝ち点46)は、ボローニャ戦と同様のスタメンで臨んだ。

最前線にジルー、2列目に右からプリシック、ロフタス=チーク、レオンと並べる[4-2-3-1]で臨んだミランは立ち上がり、13位フロジノーネ(勝ち点23)のハイプレスに牽制される。

それでもミランがボールを繋いで押し込みにかかると、17分に最初のチャンスで先制。ロングカウンターの流れからレオンのクロスをジルーがヘディングで流し込んだ。

しかし22分、レオンがボックス内でのハンドを取られてPKを献上。これをスーレに決められ試合を振り出しに戻された。

ハーフタイムにかけては主導権争いが続いた中、1-1のまま前半を終えた。

迎えた後半も一進一退の攻防が続いた中、65分に逆転される。スーレのスルーパスを受けたマッツィテッリにシュートを決められた。

それでも72分、ミランがすかさず追いつく。CKの流れからクロスをジルーがヘッドで落とし、ガッビアが押し込んだ。

押せ押せのミランは81分、直前に投入されていたヨビッチが勝ち越し弾。クロスのルーズボールをゴール前のヨビッチが蹴り込んだ。

これが決勝点となってミランがシーソーゲームを制し、勝利を取り戻している。

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