ラ・リーガ第23節、ジローナvsレアル・ソシエダが3日に行われ、0-0で引き分けた。ソシエダのMF久保建英アジアカップ参戦で欠場となっている。

前節セルタにウノセロ勝利としたジローナ(勝ち点55)は、レアル・マドリーが延期試合を勝利したことで2位に後退となった中、ドフビクが体調不良で欠場。最前線には古巣対決となるポルトゥが入った。

一方、前節ラージョにゴールレスドローの6位ソシエダ(勝ち点36)は、アンドレシウバ、オヤルサバル、ベッカーの3トップで臨んだ。

キックオフ直後、オドリオソラがヒザを痛めて交代となったソシエダに対し、ボールを持つ入りとなったジローナは14分、ツィハンコフの直接FKでGKレミロを強襲。

さらに23分にはCKのサインプレーからアレイシ・ガルシアがGK強襲のシュートを浴びせた。そして1分後、ジローナが先制しかける。左サイドを執拗に攻めてサビオが柔らかくクロス。Y・エレーラがダイビングヘッドでゴールに押し込んだが、その前にオフサイドがありVARの末ノーゴールとなった。

助かったソシエダは31分、アンドレシウバのミドルシュートをGKガッサニーガが弾いたルーズボールをオヤルサバルが押し込みゴールかと思われたが、こちらもオフサイドでゴール取り消しに。

ハーフタイムにかけては互角の攻防が続いた中、ゴールレスで前半を終えた。

迎えた後半、ソシエダがアンドレシウバ、ベッカーと立て続けにゴールに迫る入りとする。しかしベッカーがシュートを打った際に足を痛めて51分に負傷交代に。

その後は一進一退の攻防が続き、互いに好機を作るには至らない。そんな中72分、ソシエダはクロスのルーズボールをボックス内のブライス・メンデスがシュート。枠を捉えていたが、GKガッサニーガに阻まれた。

後半半ば以降、守勢が続いていたジローナは83分、Y・エレーラがボックス右からGK強襲のシュートで牽制。ここから士気が上がると追加タイム5分にはヤン・コウトの突破から決定機。しかし右クロスに合わせたV・フェルナンデスのシュートは枠外へ。

ゴールレスで決着となり、次節レアル・マドリーとの天王山を前に暫定首位に浮上することはできなかった。

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