ビートたけし・北野武

4日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)で、ビートたけし麻生太郎副総裁の上川陽子外相に対する発言に持論を展開した。

 

■麻生副総裁の発言に物議

番組は麻生副総裁が上川外相について「カミムラ」と間違えたうえ、「俺たちから見てもおばさんやるね、少なくとも美しい方ではない」などと発言し、一部から批判されている話題を取り上げる。

上川外相が発言を受け流すと、麻生副総裁は「上村外相を称賛する趣旨だった」などと説明し、発言を撤回したことが紹介された。

 

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■たけしが持論を展開

阿川佐和子から「麻生副総裁のあの発言については?」と質問されたたけしは「あれは上川さんに注目させるために、わざと間違えて言ってるんじゃない?」と指摘する。

続けて「女性初の総理大臣を期待する。ちょっと当たってそうな気がするじゃん、仕事の内容。あんまりよく知らないけど、見るとこの人はしっかりしてそうだなという感じがあって」と話す。

そして「誰かいろいろ作成本部がいて、上村って言って麻生さんがみんなに叩かれたときに、上川さんがグッと名前が上がるかなと想ってやったという噂もあって。なにが本当かわからないね」と持論を展開した。

 

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■宮崎氏も独自見解

自民党衆議院議員宮崎謙介氏は「麻生さんの話って、私も何度もうかがっていたんですけど、それこそ寄席に来ているような感じの、落語を聞いているような感じで、必ず笑いが起こるんですよね。その笑いのセンスが現代的じゃないという批判は受けるかもしれない」と話す。

続けて「冒頭たけしさんがおっしゃったような意図があって。『派閥を解散するぞ』と突然岸田さんがおっしゃったじゃないですか。あれは麻生さんが怒るというより、 『なに一国の総理が自分の派閥のことをうじゃうじゃ言ってんだ』と。『ちっちゃいこと言ってんじゃねえ』と呆れ返っちゃってる」と語った。

 

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■大竹と優木が反発

宮崎氏はさらに「次の総理は岸田さんじゃなくて上川だぞと。俺が炎上すれば上川に注目が集まって、 総裁選の土俵に上川が乗る。そこまで考えている」と解説する。

この持論に大竹まこと優木まおみが猛反発し、議論が繰り広げられていた。

ビートたけし、麻生太郎氏の上川陽子外相への発言に独自見解 「注目させるために…」