パリ・サンジェルマンPSG)がミラン所属のポルトガル代表FWラファエルレオンに関心を寄せているようだ。3日、イタリアメディア『フットボールイタリア』が伝えている。

 PSGを巡っては“絶対的エース”であるフランス代表FWキリアン・エンバペとの現行契約が今年6月30日で満了を迎えるため、クラブは依然として慰留に向けた動きを見せているものの、現時点で新契約の締結には至っていない。また、かねてから関心が明らかになっているレアル・マドリードエンバペの獲得に大きく近づいているとも報じられており、エンバペの来シーズン以降の去就は不透明になっている。

 そんななか、今回の報道によると、PSGは今シーズン終了後のエンバペ退団の可能性を考慮し、来夏の移籍市場でその後釜としてR・レオンの獲得を狙う可能性があるようだ。同メディアは、ナポリに所属するナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンの獲得に動く可能性も指摘しているものの、エンバペと同じ左ウイングの役割を担うR・レオンを後釜に指名する可能性が高いと伝えている。また、R・レオンミランの間には1億7500万ユーロ(約280億円)の契約解除条金が設定されており、PSGはその契約解除条金を支払う可能性もあるようだ。

 現時点で具体的な交渉はスタートしていないものの、PSGは今後もR・レオンの動向を注視していくものと見られているが、果たしてR・レオンリーグ・アン復帰を果たすことになるのだろうか。エンバペの去就ともに大きな注目が集まる。

PSGから関心を寄せられているR・レオン [写真]=Getty Images