ロサンゼルスギャラクシー(LAギャラクシー)に加入したDF山根視来が本拠地でビューを果たした。

自身初となる海外挑戦の地にメジャーリーグサッカー(MLS)を選んだ山根。現地時間1月27日に行われたサンノゼ・アースクエイクスとのトレーニングマッチに出場し、3日にはLAギャラクシーのホームスタジアム、ディグニティ・ヘルス・スポーツ・パークでのデビューも果たした。

プレシーズンマッチとして行われたセントルイス・シティ戦に、山根は[4-2-3-1]の右サイドバックで先発出場。元日本代表DF吉田麻也もキャプテンマークを巻き、センターバックでプレーした。

川崎フロンターレとは異なり、中盤から先での精度が今1つのチームとあって、なかなか攻撃面での見せ場を作れなかったが、37分には自陣から持ち上がってのスルーパス、2分後には同じく自陣からの2枚抜きと、時間とともに持ち味を披露。

42分にはインナーラップから右ポケットの最深部まで侵入するも、コントロールがやや乱れてフィニッシュには繋げられなかった。

1万2553人が詰め掛けたファンの前でプレーした山根は、前半のみで交代。吉田も63分でピッチを後にした。なお、試合は1-2でセントルイス・シティが勝利している。

LAギャラクシーは以降、エンパイア・ポロ・クラブに会場を移し、コーチェラ バレー インビテーショナル(CVI)と銘打たれたエキシビジョントーナメントに参加。

7日にシャーロットFC、11日にオースティンFC、14日にニューヨーク・シティFC、17日にニューヨークレッドブルズと対戦し、いずれもクラブ公式サイトでのライブストリーミング放送を予定している。