『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』の主題歌がNissy×SKY‐HIの書き下ろし曲「Stormy」に決まったことが、2月4日“Nissyの日”に開催されたNissyのファンクラブイベントで明かされた。

【写真】Nissy×SKY‐HI、盟友が主題歌で再びタッグ!

 本作は、原作漫画累計発行部数3000万部突破、2022年にテレビアニメが放送された『ブルーロック』シリーズ初の映画化。“ブルーロック(青い監獄)”に集められた300人の高校生FW(フォワード)たちが、世界一のストライカーを目指して己のサッカー生命とゴールをかけて挑む姿を描く。

 本作の主題歌アーティストをNissy×SKY‐HIが担当。昨年末、それぞれソロアーティストとして初のコラボが実現され大きな話題を呼んだ2人が『ブルーロック』で再びタッグを組む。

 本作の主題歌のオファーを受けた時の気持ちを、Nissyは「率直に嬉しかったです。日本のアニメは世界的な注目度も高く、日本文化の象徴的な存在になってきている中、大ヒット中の『ブルーロック』の記念すべき劇場版1作目の主題歌と伺い、日本を代表する作品を後押しさせていただくというプレッシャーも感じました」と話す。そしてSKY‐HIは「原作ファンでありましたから、これは責任が大きいぞ、という気持ちが大きかったです。ただ、感情を移入する部分はそれより更に大きかったです」と語った。

 主題歌「Stormy」を書き下ろすにあたりNissyは「今回のテーマは『凪』。言葉数が少なく、意欲的に取り組むことを好まなかった彼が、玲王に誘われて始めたサッカーで“ブルーロック”に招待されたことがきっかけで、ボッと『エゴ』の炎がついた。その瞬間に、どんな音楽がかかるかを想像しました」、SKY‐HIは「エゴと利他、愛情と裏返しの憎しみ、キャラクターと自分、相反する二つの想いを一つにする事をとにかく心掛けました。作中で本人が話すワードを少し入れる作業もしましたが、楽曲が進むにつれて感情と行動に変化がある辺りも作品へのリスペクトとオマージュです」と明かした。

 『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』は、4月19日より公開。

 Nissy、SKY‐HIのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■Nissy

――主題歌オファーを受けて

 率直に嬉しかったです。日本のアニメは世界的な注目度も高く、日本文化の象徴的な存在になってきている中、大ヒット中の『ブルーロック』の記念すべき劇場版1作目の主題歌と伺い、日本を代表する作品を後押しさせていただくというプレッシャーも感じました。

――今回の楽曲制作においてこだわった部分や楽曲に込めた想いについて

 今回のテーマは「凪」。言葉数が少なく、意欲的に取り組むことを好まなかった彼が、玲王に誘われて始めたサッカーで“ブルーロック”に招待されたことがきっかけで、ボッと「エゴ」の炎がついた。その瞬間に、どんな音楽がかかるかを想像しました。

 「エゴ」が生まれたことで加速していく圧倒的なセンスと、あの気の抜けためんどくさがる雰囲気、そしてどこか冷めている。

 そんな凪の雰囲気にあわせて楽曲にも緩急をつけました。歌詞はやはり凪と玲王のやり取りが必要だと思い、ブルーロックファンのSKY‐HIと話し合いながら共作しました。この作品を共に盛り上げていけるよう、後押しになれたらとても嬉しいです。

 ぜひ、ブルーロックも楽曲もあわせて楽しんでいただけたらと思います。

■SKY‐HI

――主題歌オファーを受けて

 原作ファンでありましたから、これは責任が大きいぞ、という気持ちが大きかったです。ただ、感情を移入する部分はそれより更に大きかったです。

――今回の楽曲制作においてこだわった部分や楽曲に込めた想いについて

 エゴと利他、愛情と裏返しの憎しみ、キャラクターと自分、相反する二つの想いを一つにする事をとにかく心掛けました。

 作中で本人が話すワードを少し入れる作業もしましたが、楽曲が進むにつれて感情と行動に変化がある辺りも作品へのリスペクトとオマージュです。

『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』の主題歌を書き下ろした(左から)SKY‐HI、Nissy (C)金城宗幸・三宮宏太・ノ村優介・講談社/「劇場版ブルーロック」製作委員会