ナポリは4日、セリエA第23節でヴェローナをホームに迎え、2-1で逆転勝利した。

前節ラツィオ戦をゴールレスドローで終えた9位ナポリ(勝ち点32/1試合未消化)は、出場停止明けのクワラツヘリア、シメオネが先発に復帰。ポリターノと3トップを形成し、4バックに戻した。

16位ヴェローナ(勝ち点18)に対し、立ち上がりからボールを握ったナポリは10分、クワラツヘリアが左足ミドルでオンターゲットを記録。しかしGKモンティポの好守に阻まれた。

さらに13分、CKの流れからルーズボールをクワラツヘリアがボレーで叩きシュートは枠を捉えたが、ここもGKモンティポのファインセーブに阻止される。

その後も押し込んだナポリだったが、好機は生み出せずゴールレスで前半を終えた。

迎えた後半、開始2分にFKからコッポラにボレーでゴールを脅かされたナポリは続く49分、CKからカブラルに際どいヘディングシュートを許し、セットプレーから立て続けにゴールに迫られた。

ひやりとする後半の入りとなったナポリは55分に好機。CKの流れからファン・ジェズスの左クロスに合わせたシメオネのシュートが枠を捉えたが、前半にも好守を見せていたGKモンティポにファインセーブで止められた。

その後、リンドストロームとウンゴニエを投入して攻撃の圧力を強めようとしたナポリだったが、72分に失点。FKからコッポラの肩に当たったボールがゴールに吸い込まれた。

追う展開となったナポリは77分、マッツォッキとリンドストロームが立て続けにゴールに迫るも、いずれもGKモンティポに阻まれてしまう。

それでも2分後、ウンゴニエの恩返し弾で追いつく。リンドストロームがボックス左で切り返しラストパス。これをウンゴニエが押し込んだ。

さらに83分、ナポリに逆転のチャンス。しかしクワラツヘリアのラストパスを受けたシメオネはGKとの一対一をモンティポに止められてしまう。

それでも87分、クワラツヘリアがビューティフルゴールで逆転に導く。ボックス手前でマッツォッキのパスを受け、見事なコントロールシュートを決めきった。

これが決勝点となってナポリが勝利。苦しみながらも勝ち点3を獲得し、次節ミラン戦に弾みを付けている。

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