ラツィオは4日、セリエA第23節でアタランタとのアウェイ戦に臨み、1-3で完敗した。ラツィオのMF鎌田大地はベンチ入りも出場しなかった。

前節ナポリ戦をゴールレスドローで終えた6位ラツィオ(勝ち点34/1試合未消化)は、出場停止明けのインモービレをベンチスタートとし、3トップはカステジャノス、フェリペ・アンデルソン、イサクセンとなった。

チャンピオンズリーグ出場権を争うことになりそうな4位アタランタ(勝ち点36/1試合未消化)に対し、前がかる入りとした中、15分にピンチ。

FKの流れからコラシナツのヘディングシュートが枠を捉えたが、GKプロベデルが凌いだ。しかし1分後に先制される。スカルヴィーニの落としからパシャリッチにボレーを決められた。

失点を受けて再び前がかったラツィオだったが、好機を作り切れずにいると、42分にPKを献上。CKの流れからマルシッチがハンドを取られた。これをデ・ケテラエルに決められ、リードを広げられてしまう。

追加タイムにもFKからホルムのヘディングシュートがバーを掠めた中、ラツイオは2点のビハインドで前半を終えた。

迎えた後半、アタランタの圧力を受ける入りとなったラツイオは61分に3失点目のピンチ。左クロスに合わせたミランチュクのボレーが枠を捉えたが、GKプロベデルがセーブした。

その後、インモービレを投入したラツイオだったが、76分に致命的な3失点目。ロングカウンターの流れからデ・ケテラエルにカットインシュートを決められた。

終盤、インモービレがPKを決めて一矢報いたラツィオだったが、1-3で完敗。上位対決を落とし、9位に後退している。

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