4シーズンにわたり米HBOで放映されたSFドラマシリーズ「ウエストワールド」が2022年に制作打ち切りになった件について、同作の主演女優エバン・レイチェルウッドが心境を明かした。

ウエストワールド」は、人間そっくりにつくられたアンドロイドたちが、来場者である人間たちをもてなす体験型のテーマパークを舞台に、アンドロイドたちの自我の目覚めと人類に対する反乱を描くSFサスペンス。日本ではシーズン3まで放送・配信されている。

物語の鍵を握るアンドロイドのドロレスを演じたレイチェルウッドは、番組の最終エピソード群の演出にも関わっていた。このほど、米ハリウッド・レポーターの取材に対し、制作打ち切りで「いろんな意味で打ちのめされました。なぜなら、彼ら(クリエイターたち)は番組がどこに向かっているのか教えてくれないからです」と告白。「10年近く物語とキャラクターをつくり上げてきたのに、最後にその結末を知ることができなかった」と明かした。

番組のキャンセルが決定した後、クリエイターのジョナサン・ノーランとリサ・ジョイに「結末を教えてくれませんか?」と質問したところ、回答は得られなかったという。「いまだに結末はわからないんです。だから夜も眠れない」と複雑な胸の内を語った。

番組はシーズン4で打ち切りに…