さまざまな料理に使えるキャベツ。「常に冷蔵庫にある」という家庭も多いでしょう。1枚1枚、葉を剥がして使っていく時に、きれいに剥がせずに葉がボロボロになってしまったり、根本が汚くなったりしてしまうのは、ちょっとしたストレスです。

丸ごときれいに食べられて、さらに長期保存も可能なキャベツの解体方法を紹介します。

キャベツのきれいな解体方法とは

キャベツをきれいに解体するコツは、芯をくり抜くことと、芯のほうから葉を外していくことです。カゴメの公式サイトで解説されている方法をご紹介します。

1.外側の葉2~3枚を、巻いている順に、芯のほうから手で外します。

2.軸を切って、葉を外しやすくします。

3.包丁の刃先を刺しこみ、浅い円錐状にくり抜きます

4.葉が巻いている順に外します。

5.中心部分を二つ割りにしてから、残った芯を切り取ります。

カゴメ VEGEDAY ーより引用

キャベツは、葉先のほうからめくろうとすると、きれいに外れずボロボロにちぎれてしまいます。先に芯をくり抜けば、芯のほうからパカっと1枚ずつ取り外すことができるのですね。覚えておくと便利です。

この方法だと、例えばロールキャベツを作りたい時なども、葉が破れてしまって困ることがありません。円錐状にくり抜く作業が最初は慣れないかもしれませんが、すぐにコツを掴めるはずです。

キャベツを長く保存したい時は

買ってきたキャベツをすぐには使わない時や、数枚使って残りは保存しておきたい時は、ひとまず上記の手順の「3. 包丁の刃先を刺しこみ、浅い円錐状にくり抜きます」までやっておきましょう。

その後、芯をくり抜いた部分に、水で湿らせたキッチンペーパーなどを丸めて詰めておくと、キャベツを新鮮なまま保存できるので便利です。キッチンペーパーは、衛生的に保つため数日ごとに取り換えます。

ちなみに、半分にカットしてあるキャベツは断面から水分が抜けやすいため、乾燥して、より傷みやすくなります。丸ごとのキャベツ以上に、なるべく早く食べることと、芯を切り取っておくことを意識しましょう。

コツを掴めばキャベツの扱いが楽になり、もっと料理に活用できるかもしれません。


[文・構成/grape編集部]

出典
カゴメ VEGEDAY
※写真はイメージ