新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」は、ABEMA NEWSチャンネルにて、毎週日曜正午より生放送しているニュース番組『ABEMA的ニュースショー』。

1月28日の放送では、メッセージの最後に句点「。」をつけられることに対して、「冷たく感じる」と恐怖を抱く若者たちの声を紹介し、返信の最適解を考えた。

承知しました。」「了解です。」のように、文末に句点がつくLINEでのメッセージについて、若者世代は「怒ってる感じがする」「丁寧な返信に見えるから、心の距離を感じて冷たい印象」「フランクな文面で送ってくれた方が、こちらも返事をしやすい」と率直な意見を吐露。一方で、年上世代は「仕事では文末に句点を使うのが普通。変な意味は込められていない」と話した。

臨床心理士で明星大学大学院の藤井靖教授は「LINEをはじめとしたコミュニケーションアプリは、連続的にトークが残っているというコミュニケーションの特性がある。そうした中で育つと、句点が入ることで連続性のようなものが断たれて、関係を切られたような印象を受けてしまったり、厳しいことを言われている感覚にとらわれたりしているんだと思う」と推測した。

番組MCを務めるお笑い芸人の千原ジュニアは「句点をつけることは、『丁寧に返信している』という感覚で、良かれと思ってつけていた」と唖然。お笑いコンビ・フットボールアワーの岩尾望も「文末に句点も何もついていない方が怖く感じる。ビックリマークが1番怒ってないことを伝えられると思うけど、そういうトーンの話ではない時は句点で終わらせていた」と度肝を抜かれた表情を浮かべた。

“返信の最適解”について、千原ジュニアから教えを乞われた現在20歳のタレントの小浜桃奈は、若者世代の心境を改めて代弁。「句点で終わっていると、『怒ってる』『冷たい』『これで会話終了という意図なのかな?』と思っちゃう。さらに句点もなにもない返信が1番イヤで、これは『どういう表情なんだろう?』と無駄な考えを巡らせてしまう」と解説。

さらに、「『わかりましたー』と伸ばし棒で終わっていると、やる気がなくなっちゃったのかな?と思っちゃう」と伝えると、千原ジュニアさんは「めちゃくちゃ恥ずかしいけど、実はすごくノリノリだよって時に、伸ばし棒を使ってたんやけど!全然伝わってない?」とガックリ。小浜は「伝わってないです!会話したくないのかな?って思われてます!(笑)」と応じた。その上で、“正解の返信”を「文末はシンプルなビックリマークが1番良い」と、千原ジュニアをはじめとする年上世代へ伝授していた。

(C)AbemaTV,Inc.

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