日本ゼオン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:豊嶋 哲也 以下、当社)は、国内生産拠点のうち4事業所(高岡工場、川崎工場、徳山工場、水島工場)の下記製品において、持続可能な製品の国際的な認証制度の一つであるISCC PLUS認証※1(以下、本認証)を取得しました。本認証は、リサイクル原料やバイオマス原料などが、当社の製品製造を含むグローバルなサプライチェーン上で適切に管理されていることを担保するものです。
 本認証取得により、当社は持続可能な原料をマスバランス方式※2によって割り当てたISCC PLUS 認証製品の取り扱いが可能となりました。

※上記以外の製品につきましても、今後ISCC PLUS認証の取得を計画しています。

 当社では、中期経営計画の全社戦略として『カーボンニュートラルとサーキュラエコノミーを実現する「ものづくり」への転換を推進する』を掲げ、2030年の目標としてCO2排出量50%削減※3の実現を目指しています。 2022年以降は、国内の生産拠点においてエネルギー転換※4によるCO2排出量削減を積極的に進めてきましたが、今回の認証取得は取り組み対象を原料転換まで推し進めた結果であり、バイオ製品の提供によるサステナブルな社会の実現に向けた第一歩となります。

 当社は、引き続き安定・安全操業に努めながらカーボンニュートラルに対して積極的に取り組み、「持続可能な地球」と「安心で快適な人々のくらし」に貢献してまいります。

  

※1 ISCC PLUS認証 :

 ISCC(International Sustainability and Carbon Certification)が展開するISCC PLUS認証とは、バイオマスなどの持続可能原材料を用いた製品をサプライチェーン上で管理・担保する国際的な認証制度

※2 マスバランス方式 :

 ・原料から製品への加工・流通工程において、ある特性を持った原料がそうでない原料と混合される場合に、

その特性を持った原料の投入量に応じて、製品の一部にその特性の割り当てを行う手法

 ・マスバランス方式の適用により、企業は経済的かつ効果的な方法で、カーボンニュートラルの実現に貢献

することが可能となる

※3 2030年CO2排出量50%削減 :

 2019年度比。日本ゼオン単体のScope1+2を対象とする

※4 エネルギー転換 :

 再生可能エネルギーや証書付の燃料への転換

日本ゼオン株式会社は、ISCCの最新の規定に則り、ISCC PLUS要求事項に準拠することを約束し、宣言します。

配信元企業:日本ゼオン株式会社

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ