学習塾大手「四谷大塚」で教え子だった女児らに対する性的姿態撮影処罰法違反(撮影)などに問われている元講師の森崇翔被告人(25)の公判が2月5日、東京地裁で開かれた。

この日、検察側は、森被告人が四谷大塚の業務システムにアクセスして引き出した女児6人の氏名や住所、生年月日などを、仲間と性的な妄想話を楽しむため、SNSのチャットグループに投稿したなどとして、個人情報保護法違反で追起訴したことを明らかにした。

また、検察側は最初に起訴した女児2人に対する盗撮罪以外にも、女児10人に対して、塾の校舎内で下着などをスマートフォンを使い、繰り返し撮影していたとして追起訴しており、被害児童は合計12人にのぼっていることが明らかとなった。

森被告人は追起訴された事実に対して「間違いございません」と述べた。

次回の公判は3月11日で、被告人質問などがおこなわれ、結審する見通しだ。

「教え子盗撮」四谷大塚元講師を追起訴、SNSに被害児童の「氏名や住所」投稿「性的な妄想話を楽しむため」