4日に行われたラ・リーガ第23節ヘタフェ戦で、負傷交代を余儀なくされたベティスのMFイスコだが、今後数週間離脱する可能性があるようだ。4日、スペイン紙『アス』が報じている。

 イスコは4日のラ・リーガ第23節ヘタフェ戦に先発出場すると、1点ビハインドで迎えた35分にPKから同点弾をマークした。しかし80分過ぎに、スプリント中に左ハムストリングを負傷。マヌエル・ペジェグリーニ監督らに対して、自ら“チェンジ”の合図を送り、MFウィリアム・カルヴァーリョと交代していた。

 今回の報道によると、イスコの離脱期間は数週間の見込みとのこと。少なくとも、9日のラ・リーガ第24節カディス戦は厳しい他、15日のヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)・ラウンド32ファーストレグのディナモ・ザグレブ戦にも間に合わない可能性を念頭に入れておいた方がいいようだ。

 イスコは昨夏にベティスに加入して以降、傑出したテクニックと豊富なアイデアで、攻撃に“魔法”をかけてきた。ここまで公式戦29試合に出場し7得点5アシストを記録するとともに、すでにラ・リーガにおけるマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)受賞回数が2桁に到達。同試合でもその数字を伸ばすなど、好調ぶりを遺憾なく発揮していただけに、手痛い負傷となっている。

ハムストリングを負傷したMFイスコ [写真]=Getty Images