山手線各駅の個性豊かな駅員キャラクターが、業務時間を終えるとアイドルとして活躍するまったく新しいアイドルプロジェクト『STATION IDOL LATCH!(ステーションアイドルラッチ)』の1st Album『THE FIRST TRAIN』の発売を記念した<トーク&特典お渡し会>が1月19日アニメイト池袋本店 9F animate hall BLACKにて開催され、高橋英則恵比寿駅/饗庭紡麦役)、鈴木裕斗(秋葉原駅/雷電遊生役)、福崎那由他(代々木駅/樅野葵役)がファンとの交流を楽しんだ。

高橋英則(恵比寿駅/饗庭紡麦役)

高橋英則恵比寿駅/饗庭紡麦役)

鈴木裕斗(秋葉原駅/雷電遊生役)

鈴木裕斗(秋葉原駅/雷電遊生役)

1stアルバムは『THE FIRST TRAIN ~声よし!~』『THE FIRST TRAIN ~所作よし!~』『THE FIRST TRAIN ~笑顔よし!~』の3枚が1月17日に同時発売された。『所作よし!』で「Flag on the wind」を担当した福崎は「LATCHの曲は難しい!」とレコーディングを振り返り、「歌の経験もそんなに多くないので緊張していて…」と告白。すると『笑顔よし!』で「サヨナライエスタデイ」を担当した高橋が「歌を歌うときは菓子折りを持っていくといい」とアドバイス。高橋が先輩から聞いた話によると、レコーディングに菓子折り持参で参加すると「結構許してもらえる、受け止めてもらえるらしい」と補足し、笑いを誘っていた。『声良し!』で「ファンタジスタ!」の収録に参加した鈴木は楽曲のおすすめポイントとして「雷電のあくび」とし、冒頭にさりげなく入っているのでぜひ注目してほしいとおすすめした。

福崎那由他(代々木駅/樅野葵役

福崎那由他(代々木駅/樅野葵役

「エキメン総選挙」の最終結果が発表される「エキメン総選挙 開票LIVE」について、この日の楽屋でもずっと「結果はどうなるんだろう」という話で持ちきりだったと明かした三人。「順位が出ることへの複雑さはあるし、どうなるかは想像できないけれど、楽しみ」という高橋のコメントに、この日MCを務めた鈴木が「英さん素敵。ずっと喋りっぱなしで一秒も黙らない。福ちゃんが隣で困ってないかな。胃が痛くなるでしょ?」と二人のトークに耳を傾ける福崎を気遣う場面も。「福ちゃん、全然こっちを見てくれなくて。ちょっと嫉妬しちゃう!」としょんぼりしながらもトークが止まらない高橋の姿に会場も福崎も大爆笑していた。

しゃべりまくる高橋に会場は大爆笑

しゃべりまくる高橋に会場は大爆笑

イベントでは「ディベート対決」のコーナーも。選挙となれば強い意志や自分の気持ちをアピールすることが大切ということで、出されたお題に対して総当たりでの2分間ディベートを実施。まずは福崎と高橋が「クラスメートだとうれしいのはどっち?」のお題で対決。お題に不満があるという高橋は「不利でしょ。イケメン有利じゃん」とブツブツ。対決後には「ディベートというよりも僕のイケメンに対するひがみが出ちゃった!」と反省し、終始観客を笑わせていた。

MCを務めた鈴木

MCを務めた鈴木

2戦目は福崎VS鈴木で「一緒に遊園地に行って楽しいのはどっち?」でディベート。「どんな乗り物にも乗れる」という鈴木と「絶叫系がダメ」という福崎の対決となり、有利に見えた鈴木だったが「絶叫系以外で楽しめるところはないの?」とまさかの助け舟を出してしまう展開に。鈴木の優しさが垣間見えるほっこりとしたディベートとなった。ラストはお題「頼りになるのはどっち?」で高橋と鈴木が対戦。「同じ土俵での勝負、すごい討論になる」と対福崎戦とは違う表情を見せた高橋と鈴木が、身振り手振り付きで立ち上がって自身のアピールポイントをしゃべりまくり、会場を大いに沸かせた。

高橋の止まらないトークに思わず吹き出す場面も

高橋の止まらないトークに思わず吹き出す場面も

最後の挨拶で福崎は「アルバムをいっぱい聴いて、ライブなどこれからの動きを楽しみにして!」と笑顔でアピール。高橋は開催中の総選挙に触れ「(選挙に)時間を費やしてくれたことが一番の励みになります。この作品に目を向けてくださったことに感謝します。(総選挙は)一つの節目となるもの。最後まで駆け抜けていきたいです」と宣言。鈴木は「あたたかくて優しい気持ちが向けられている作品です。またイベントでお会いできたら!」と再会に期待を込め、笑いいっぱいのイベントを締めくくった。

高橋の「終電までしゃべるぞ!」のコメントに会場は大盛り上がり!

高橋の「終電までしゃべるぞ!」のコメントに会場は大盛り上がり!

取材・文=タナカシノブ