2024年2月12日(振休)より、ハウス食品が、一流シェフの知恵を取り入れ、開発に2年以上かけた“濃縮ペーストルウ”「バーモントカレーシェフズアレンジ」(税別参考小売価格 各270円)を新発売。上質感のある「果実仕立て」と「クリーム仕立て」の2ラインナップが登場する。

【写真】材料がシンプルで、調理時間が短いことをアピールするパッケージ

1963年から販売されている「バーモントカレー」。現在、バーモントを冠するラインナップは14アイテムまで拡大されているが、今回登場した新製品を含むと全16アイテムになる。

新製品は「常に進化(深化)するブランドでありたい」「ルウカレーの購入率が年々減少している若年夫婦二人世帯にも寄り添った(フィットした)カレーでありたい」との同社の思いから開発された。最大の特徴は「濃縮ペーストルウにより、フライパンで10分調理するだけで、じっくり煮込んだおいしさが味わえ、洗い物まで簡単」という点。時短・簡便・適量というキーワードに、フレンチのシェフの技法をプラスし(「Chez Inno(シェ・イノ)」のシェフ、古賀純二さん監修)、「優しい甘みのあるバーモントらしさ(安心感)と、シェフが作るようなカレーのコク深さ(上質感)の両立」を実現した。

「果実仕立て」は、ブイヨンの旨みに、リンゴペーストやバナナ・マンゴーの果実ピューレ、チャツネを組み合わせて表現したふくよかな甘みがポイント。一方の「クリーム仕立て」は、ブイヨンの旨みに、生クリームやバターを加え、なめらかな口当たり&まろやかなコクがポイントとなっている。

用意するのは、薄切り肉と玉ネギの2つだけで、フライパンで炒めてから煮込み終わるまでが約10分間。固形ルウよりもべたつかないペーストルウなので洗い物も楽にできるのがうれしい。

ちなみに同製品を食したシェフの古賀さんは「おいしい!」と絶賛。「裏面に書いてある通りに作り、約10分の調理であの味わいは正直びっくり。カレー粉を炒めてからハチミツを入れてキャラメリゼするアレンジ技法が上手く取り入れられていて、甘さの中に濃厚なコクがありますね。『果実仕立て』『クリーム仕立て』それぞれの特徴がしっかりとあり、高品質だと感じました」と感想を語っている。

取材・文=平井あゆみ

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「バーモントカレーシェフズアレンジ」の「果実仕立て」と「クリーム仕立て」(左から)