日本トレンドリサーチ(運営会社:株式会社NEXER)は、テレネット株式会社と共同で「地震への危機意識」に関するアンケートを実施し、結果をサイト内にて公開したので紹介します。

■能登地震を経て、危機意識は高まりましたか?

2024年1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」は、正月のおめでたい気分の中に衝撃を与えました。
実際には被害に遭っていない方でも能登地震をきっかけに、改めて災害への危機意識が高まった方も少なくないのではないでしょうか。

そこで今回は、テレネット株式会社と共同で、全国の男女1202名を対象に「地震への危機意識」についてアンケートを実施しました。

※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「日本トレンドリサーチとテレネット株式会社による調査」である旨の記載
・「日本トレンドリサーチ」の該当記事https://trend-research.jp/21754/)へのリンク設置
・テレネット株式会社(https://telenet.co.jp/)へのリンク設置

「地震への危機意識に関するアンケート」調査概要
調査期間:2023年1月28日 ~2024年1月31日
調査機関:日本トレンドリサーチ(自社調査)
調査対象:全国の男女
有効回答数:1202サンプル
調査方法:インターネット調査
質問内容:
質問1:石川県能登半島地震発生をきっかけに災害への危機意識が高まりましたか?
質問2:その理由を教えてください。
質問3:災害が起きた際の避難時に備えて、何か準備しようと思っていますか?
質問4:主にどのようなものを準備していますか?以下で準備しているものをすべて選んでください。
質問5:家や会社からの避難経路について確認したり、周りの人と共有しようと思っていますか?
質問6:その理由を教えてください。
質問7:地域の避難訓練に参加してみようと思っていますか?
質問8:その理由を教えてください。

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

■70.3%が、石川県能登半島地震発生をきっかけに災害への危機意識が「高まった」

まずは、石川県能登半島地震発生をきっかけに災害への危機意識が高まったか聞いてみました。

70.3%の方が、石川県能登半島地震発生をきっかけに災害への危機意識が「高まった」と回答しています。
それぞれ理由を聞いてみたので、一部を紹介します。

石川県能登半島地震発生をきっかけに災害への危機意識が「高まった」その理由は?

  • こっちも来たっておかしくないと思った(10代・男性)

  • 大きな災害が発生しても自分に被害がないと、時間の経過とともにする意識が薄くなってしまう。どこに住んでいても災害に遭う可能性はあるということを改めて思った。(50代・男性)

  • 熊本地震経験者です。約8年経ち忘れていた事があり、あの時の大変さを思い出し新たに高い防災意識を持たねばならないと感じています(60代・女性)

  • 自分も東日本大震災で被災したが、月日が経って忘れてしまっていたこともあるので(40代・女性)

  • 被害状況を見ていて、自分の防災対策が全然足りてないと思ったから(20代・女性)

  • 同じく被害のあった県に居住している。自分自身は被害はなかったが、被害の酷い地域近くを車でも通ったのだが被害は甚大であった。通常の生活を奪われた人達に事を考えると準備、心構えが必要と痛感した。(60代・女性)

「テレビで被災地の状況をみて他人事でないと感じた」「地震はいつ来るかわからない災害なので、日ごろからの備えが大事だと改めて気づかされた」などの声が多くありました。


また熊本地震東日本大震災の経験者が「月日が経って忘れてしまっていたこともある」と語っているケースも少なくありませんでした。

一方で「あまり変わらない」と回答した方の理由も見てみましょう。

「あまり変わらない」その理由は?

  • 普段から南海トラフ地震が起きるとメディアで目にしてるから(50代・男性)

  • 普段から意識している(40代・男性)

  • 自分の住んでいる地域で起きたことではないし、日ごろ備えられることも特にないため。(30代・男性)

「普段から意識しているから」と、常に危機意識を持っている方も多くいました。
その一方で「実感があまり沸かない」と考えている方も少なからずいるようです。

■27.9%が、災害が起きた際の避難時に備えて「既に準備している」

続いて実際に災害が起きた時に備えて、何か準備しようと思っているか聞いてみました。

57.1%の方が「思っている」、27.9%の方が「既に準備している」と回答しました。
「既に準備している」と回答した方に、主にどのようなものを準備しているか聞いてみました。

「水」が86.9%で1位、「非常食」が81.8%で2位という結果になりました。
ほかにも「ラジオ」や「衛生アイテム(歯ブラシや石鹸、タオルなど)」が上位にランクインしています。

■20.9%が「家や会社からの避難経路について確認したり、周りの人と共有している」

さらに、家や会社からの避難経路についての確認したり、周りの人と共有しようと思っているか聞いてみました。

20.9%の方が「既に確認(共有)している」と回答しました。
また54.6%と半数以上の方が「しようと思っている」と答えています。

それぞれ理由を聞いてみたので、一部を紹介します。

家や会社からの避難経路について確認したり、周りの人と共有しようと「思っている」その理由は?

  • 連絡が取れなくなるかもしれないから(50代・女性)

  • 何かあったときに素早く行動できるように(30代・男性)

  • みんな助かってほしいから(30代・女性)

  • 命を守る大事な行動だから。(50代・男性)

家や会社からの避難経路について確認したり、周りの人と共有「している」その理由は?

  • 災害があったときにすぐに行動できるようにするため(20代・女性)

  • いつ災害が起きても、連絡がとれる様に(50代・男性)

  • 家族との避難場所を決めておかないと、いざという時に連絡が取れないから(40代・男性)

家や会社からの避難経路について確認したり、周りの人と共有しようと「思っていない」その理由は?

  • 家族みんな割と近い所で働いているから(20代・女性)

  • 災害が少ない地域だから(20代・女性)

  • 考えたことがなかった。(30代・女性)

■13.8%が、地域の避難訓練に「参加している」

最後に、地域の避難訓練に参加してみようと思っているか聞いてみました。

13.8%の方が地域の避難訓練に「参加している」と回答しています。
また24.2%の方が「参加しようと思っている」と答えていました。

避難訓練を実施していない」と回答した方以外に、それぞれ理由を聞いてみたので一部を紹介します。

地域の避難訓練に参加してみようと「思っている」その理由は?

  • 実際にやることが一番だから。(10代・女性)

  • 少しでも災害の怖さを知っておくため(20代・男性)

  • いまいち防災経路などわかっていないし、訓練は大事な事だと思うから。顔見知りを作るのも重要だと思うから。(40代・女性)

地域の避難訓練に「既に参加している」その理由は?

  • 半強制的に行われている(30代・女性)

  • 今の家に住んでまだ短いので地域の人達のこともあまり知らないので避難訓練等に参加しています(40代・女性)

地域の避難訓練に参加してみようと「思っていない」その理由は?

  • 訓練は役に立たないと思うから(30代・男性)

  • 参加する暇がないから、避難した際にそこまで地域の人と接するか不明だから(40代・女性)

  • 必要なときは訓練せずとも協力関係はできると思うので(50代・男性)

■まとめ

今回は「能登地震で危機意識が高まったか」についての調査を行い、その結果について紹介しました。
70.3%の方が「危機意識が高まった」と回答しています。
また27.9%の方が「災害が起きた際の避難時に備えて、準備している」と回答しており、水や非常食がピックアップされていました。

日本に住んでいる以上、いつ地震が起きてもおかしくないのが現状です。
いざという時に備えて、できる範囲から少しずつ準備をしてみてはいかがでしょうか。

本プレスリリースの内容は、弊社運営サイト「日本トレンドリサーチ」にて公開しております。
https://trend-research.jp/21754/

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【テレネット株式会社について】
本社:長野県飯田市駄科1956-5
代表取締役社長:青山 貴子
Tel:0265-26-1855
URL:https://telenet.co.jp/
事業内容:緊急地震速報システム・防災コンサルティング/緊急災害情報配信サービス/緊急災害用無線機ハザードトーク/漂流捜索機/安否確認システム

【株式会社NEXERについて】
本社:〒171-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
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