デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン(31)が今冬中にマンチェスター・ユナイテッドを離れる可能性が排除できないようだ。イギリス『ミラー』が伝えている。

昨季加入でエリク・テン・ハグ監督体制1年目を力強く支えたエリクセン。2021年の心停止から見事にカムバックした稀代のプレーメーカーだが、今季に入って序列が低下し、2連勝の直近2試合もベンチで90分間過ごしている。

イングランドをはじめとする欧州5大リーグはすでに今冬の移籍市場が閉じているが、スュペル・リグ(トルコ1部)は今月9日まで。エリクセンおよびユナイテッドは水面下でガラタサライとの協議に臨んでいるとのことだ。

スュペル・リグ2連覇を目指すガラタサライは、現在“宿敵”首位フェネルバフチェと勝ち点「63」で並んで2位。激しいデッドヒートを繰り広げており、現場への後押しとしてエリクセンの半年レンタルを目論んでいるようだ。そこには買い取りオプションの付帯も睨んでいるという。

また、9日までの交渉成立が厳しいと判断すれば、今季終了後の完全移籍獲得に向けた提案に移行する方針とのこと。ガラタサライは今冬フランス人DFサシャ・ブイ、DRコンゴ代表FWセドリック・バカンブを計3500万ユーロ(約55億8000万円)で売却…金庫がかなり潤っているとされる。