アッシャーが、【第58回 NFLスーパーボウル】ハーフタイム・ショーでのパフォーマンスの詳細について語った。 現地時間2月2日に放送された米情報番組『グッド・モーニング・アメリカ』のインタビューで、45歳のアッシャーは、アメリカン・フットボール界にとって最も重要な夜という機会を利用して、自身の音楽キャリアの成功への道を切り開いてくれた先人の黒人アーティストたちに敬意を表すつもりだと述べた。 「黒人アーティストにとって、この国が何を象徴してきたかを考えてみた。俺たちはある時点まで、観客の前でパフォーマンスするためには裏口から入ってキッチンを通らなければならなかった。同じ裏口を通って戻り、次の州で同じことをする際には命を危険に晒さなければならなかった」とアッシャーはリポーターのケリー・カーターに語った。「だから今回、俺は堂々と正面玄関から入るんだ」と彼は付け加えた。 アッシャーはまた、ハーフタイム・ショーのパフォーマンスを計画する際に、数十年にわたり彼を支えてきた友人や恩師を思い出したと述べた。 「俺は今の地点から始まったわけではなく、そして一人でここに到達したわけではない。だから、俺は関わってきたすべての人たちを一緒に連れていく。すべてのファン、愛する人たち、忘れられたと感じたかもしれない人たち、彼らのことを忘れていない。その夜、ステージに立つ時、俺は君たちを一緒に連れていくんだ」と彼は話した。 アッシャーは現地時間2月11日に【第58回 NFLスーパーボウル・ハーフタイム・ショー presented by Apple Music】でパフォーマンスする予定だ。試合は米ラスベガスのアレジアント・スタジアムで行われ、カンザスシティ・チーフスがサンフランシスコ・フォーティナイナーズと対戦する。 この重要な試合の直前となる2月9日に、アッシャーは新しいアルバム『カミング・ホーム』をリリースする。彼の9作目のスタジオ・アルバムであり、自身のインディペンデント・レーベルからリリースされる初の作品となる。同アルバムには豪華なスターが参加しており、収録される20曲にラトー、バーナ・ボーイ、21サヴェージ、ザ・ドリーム、H.E.R.、サマー・ウォーカー、そしてBTSのJUNG KOOKを迎えている。 アッシャーはポットキャスト『クラブ・シェイ・シェイ』のインタビューで、「これが正しく作られるよう、多くの心血と時間を注いだ。俺の人生の次の章にふさわしいと感じられるものになった。これは次のフロンティアであり、俺のレガシーの次の章なんだ」と語った。 『カミング・ホーム』のリリースに先駆けて、アッシャーは2月2日に「ルイン」というアフロビーツ風のシングルを発表した。
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