ローマを率いるダニエレ・デ・ロッシ新監督が、カリアリ戦を振り返った。5日、イタリアメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。

 ローマは、現地時間1月16日ジョゼ・モウリーニョ監督の解任を発表し、新監督にはクラブの“レジェンド”であるデ・ロッシ氏を招へい。5日に行われたセリエA第23節のカリアリ戦は、デ・ロッシ監督率いる“新生ローマ”の3戦目となった。試合は開始早々の2分にロレンツォ・ペッレグリーニがゴールを決めて幸先よく先制に成功すると、23分と51分にはパウロ・ディバラ、59分にはディーン・ハイセンがゴールを記録し、4-0の大勝を飾った。

 ローマ指揮官就任後3連勝を達成したデ・ロッシ新監督は試合後、「選手たちは上手くやったと思うが、まだまだ改善すべき点が多くある。私は獲得した勝点やピッチでの選手たちの良いところは見るつもりだし、確かに順位は9位から5位に上がった。しかし、順位表を見るのは時期尚早だろう」と気を引き締めた。

 さらに「私たちは皆、困難な状況から一緒に這い上がってきた。私も常にネガティブな瞬間は経験してきたが、そこから抜け出したときは本当に素晴らしいものだった。私たちは強いチームであり、自分たちを信じなければならないし、自分たちを信じることを決して辞めてはいけない」と続け、ここまでの戦いを振り返りつつ、今後の戦いに向けて意気込んだ。

カリアリ戦を振り返ったデ・ロッシ監督 [写真]=Getty Images