ABEMAオリジナル恋愛番組『恋する♥週末ホームステイ』(以下『恋ステ』)の新シーズン『恋する♥週末ホームステイ 2024冬』が、2月6日より放送開始。

参考:【写真】観覧車デートで心が動かされるやよい「1日目からこんなに感情が動くと思ってなかった」

 本番組では、特別な3週間の週末を舞台に、高校生たちが日本全国のデートスポットへと足を運ぶ。彼らが求めているのはただの恋ではなく、“学校にはない恋”。真っ直ぐに、時にはがむしゃらに相手と向き合う6日間を経て、高校生たちは本気の恋を見つけることができるのだろうか。

 以下より、2月6日公開の1話から見どころを紐解いていく。細かなネタバレもあるためご注意いただきたい。

 『恋する♥週末ホームステイ 2024冬』では、10代を中心に絶大な人気のYouTuberのとうあと、幼なじみ二人組YouTuberのむくえなちっく。のえなぴが、シーズンMCとしてスタジオに出演。“ピュア恋見届け人”のお笑いコンビ・おかずクラブのゆいP、ダンス&ボーカルグループ・Da-iCEの工藤大輝、“恋ステ公式お兄ちゃん”ことお笑いコンビ・レインボーの池田直人とともに、高校生たちの恋模様をあたたかく見守っていく。

 まずカメラがとらえたのは、2名の女子メンバーだった。なにやら、金髪のギャル系女子と黒髪ロングのセンター分けの女子が男子と待ち合わせている様子。高校2年生・るな(川崎 琉菜)と、高校3年生のやよい(宮城 弥生)だ。

 やはり今回も“ギャル属性”のメンバーが参加することに、スタジオは盛り上がりを見せる。しかし、るなはいままでのギャルとは一味違う。「占いであなたは木だよ」と言われたから緑のネイルを施し、パワースポットが好きだと嬉しそうに語る彼女は、“令和のスピリチュアルギャル”なのである。

 一方、やよいプロ野球チームのオリックス・バファローズ所属の宮城大弥投手の妹であり、男子の「走り方」が気になるという。女子メンバー2人だけでも、今回の新シーズンのキャラの濃さが伺える。

 一方、集まった男子メンバーは3名。「(イケメンがゆえに)地元で俺を知らんやつおらん!」と息巻く北海道の奥手ヤンキー・しょう(宮本翔)、大阪府出身の甘党男子・かいら(東野 海来)、2019年に「FUJI ROCK FESTIVAL '19」に史上最年少の12歳で出演したウクレレアーティストのとしき(近藤 利樹)だ。

 恋において、第一印象はやはり大切。早くも、“どタイプ”な相手が来たことで恋が動き出したメンバーが。「かいちゃんしか勝たん!」と早速かいに矢印を定めたのは、るなだった。しかし、第一印象ではもう1人の女子メンバー、やよいもかいを良く思っている。かいを巡る女子のバトルが早くも勃発するのだろうか。

 5人はバスで、最初のデートスポットへ。しょうが、座席の割り振りを仕切りながら、ちゃっかりやよいの隣をキープ。初見ではやんちゃなイメージのしょうだが、実は意外と奥手で「好きな人とはあんまり話せないタイプ」だという。

 スタジオでは、各メンバーのMBTI診断が明かされており、しょうは“誰にでも心優しき繊細さん”に分類されるESFJ(領事館)だという点も話題に。この見た目と中身のギャップも、彼の魅力の一つとなっていくのだろう。しょうは目的地である富士急ハイランドへ到着後も、うまくやよいにアピールできず、ジェットコースターで早速1人になってしまう。視聴者としては、その不器用さをなんとも応援したくなるところだ。

 休憩中、「付き合ったらなにしたい?」という話題で盛り上がるメンバーたち。ここで、としきが「いままで女の子と手を繋いだことがないので、手を繋いでみたい」と告げたのち、唐突にるなを誘う。長身で物腰柔らかな雰囲気が印象的なとしきに、スタジオからは「王子様みたい」との声も。2人で仲良くコーヒーカップに乗る最中、るなのカバンを持ってあげたりと終始としきの優しさが際立った。

 一方その頃、残ったかい・しょう・やよいは3人で芝生でおしゃべり。ひょんなことから「走り方」に厳しいやよいに認めてもらうべく、男子2人が芝生を走ることに。さらには、るなとのデートから帰ってきたとしきも加わり、「勝ったら指名で観覧車」を条件に男子メンバーのガチンコバトルが開催された。

 結果、1位を獲得したかいらがやよいを誘うことに。やよいの気持ちが、しょうに動き始めていると勘違いしたかいらは、彼女が自分を第一印象で良いと思ってくれたことにニヤニヤが止まらない。

 やよいもインタビューで「1日目からこんなに感情が動くと思ってなかった」と語っており、観覧車で過ごした12分間を経て、2人の距離は一気に縮まったようだ。

 日が落ちた後は、2台のタクシーに分かれて、山中湖の花の都公園へ。いよいよ、るなが“どタイプ”の気になるかいらをさそう。「きた瞬間からかっこいいと思ってて」と嬉しそうなるなだが、昼間のとしきとのデートにもときめきを感じでいた様子。「ちょろいんよ」と“押したらイケる”雰囲気を感じさせる発言をしたかいらだが、るなはこの発言をどう受け取ったのだろうか。

 公園に着くと、今度はしょうがやよいを誘う。「俺、なんか緊張しちゃうんだよなこういうの……」とキョロキョロするしょうに「真面目やな!」とやよいは温かく笑う。この2ショットデートで、やよいはしょうの内面の魅力に気づき始めているようにも見えた。

 やよいの求める「お父さんに紹介できる人」には、真面目さは必須項目なはず。“目を逸らした方が負け”ゲームで負けてしまったしょうだが、やよいへのアピールとしては効果は抜群だったようにも思う。

 次回予告では、るなが涙を流す様子や新メンバーの参加が仄めかされていた。挿入歌である『ユイカ』の「恋をしているみたいなの」では、主人公となる一途な女の子が相手のことを想う様子が描かれているが、まさにそんな展開に重なりそうな予感が漂う第2話。第1話のデートからさらに1歩を踏み出したのは、一体誰なのだろうか。

(すなくじら

(C)AbemaTV,Inc.