ドウェイン・ジョンソンの娘が、ドウェインのWWE復帰を巡って殺害予告を受けたという。

プロレス界からハリウッド俳優へと転身した“ザ・ロック”ことドウェインは2月2日WWEの「スマックダウン」でリングにサプライズ復帰。「レッスルマニア40」で予定されている無差別級WWEユニバーサル王者ローマン・レインズとの試合で、ファンに人気の高いコーディ・ローデスに代わって出場することが濃厚となり、視聴者からは激しい反発が巻き起こっているようだ。

エヴァというリング名を持つシモーネ・ジョンソン(22歳)は、ドウェインが元妻で現ビジネスパートナーのダニーガルシアとの間にもうけた娘で、WWEのNXTブランドのゼネラルマネージャーを務めている。そのシモーネが、Twitter(X)に「私を巻き込まないでくれる? 私はショーの運営で忙しいの。死の脅迫と自分は関係ない」と投稿、「スマックダウン」での発表以来、ファンから殺害予告を受けていることを明かした。

「アメリカン・ナイトメア」のニックネームで知られるコーディを応援してきたファンたちは、ザ・ロックが「レッスルマニア」でコーディの代役を務めるという明らかな計画に批判的であり、5日放送の「マンデーナイト・ロウ」では、観客が番組中に「ロッキーは最低だ」と大声で唱える騒ぎとなっていた。

WWE解説者マイケル・コールは、ザ・ロックローマンの試合はまだ正式なものではないと強調する一方、ドウェイン、コーディ、ローマンが8日にラスベガスで開催されるレッスルマニア・メディア&ファン・イベントに出席することが明らかになっている。

先月、ドウェインは昨年9月のUFCWWEの合併に伴い、親会社エンデヴァーが設立したTKOの役員に就任、WWEに復帰を果たしていた。