「咲くのは恋か、裏切りか」──。放送中のドラマ『大奥』(フジテレビ系)が回を重ねるにつれて注目を集めている。主演を務める小芝風花の演技も好評だ。
近年、多くのドラマに出演する小芝だが、カメラが回らないところでの評判はというと…。
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■令和版『大奥』で主演
『大奥』は江戸時代を舞台に、様々な人間の思惑、嫉妬、憎悪が渦巻く「女の社会の縮図=大奥」で、たった一つの愛を得ようと奮闘する女性達の闘いを描いたラブストーリー。2003年に菅野美穂主演でドラマ化されて以来、2000年代に松下由樹や内山理名らが主演を務めた人気シリーズだ。
令和版『大奥』は、連ドラとして約20年ぶりに復活。小芝は徳川家治と愛のない政略結婚を強いられた主人公を演じている。
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■異例すぎる4クール連続ドラマ出演
小芝は2019年のドラマ『トクサツガガガ』(NHK)でヒロインの特撮オタクOLを演じ、ブレイク。その後も多くのドラマに出演しているが、最近は特にテレビで彼女を見ることが多い。
それもそのはず。昨年4月クールの『波よ聞いてくれ』(テレビ朝日系)、7月クールの『転職の魔王様』(フジテレビ系)、10月クールの『フェルマーの料理』(TBS系)、そして『大奥』と4クール連続で出演しているのだ。
あるテレビ局関係者は、「小芝さんはほとんどの作品で主演かヒロインと重要なポジションで出ています。脇役で2クール連続で出演するケースは珍しくないですが、主役クラスで4作品に出るのは珍しいですよ」と驚く。
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■小芝にオファーが殺到する理由
なぜ、これほど引っ張りだこなのか。前出のテレビ局関係者は、彼女の巧みな演技力にあると指摘する。
「明るい性格から陰のあるキャラクターまで、幅広い役を演じ分けています。表情豊かで、喜怒哀楽の感情を表現するのに長けています。いい意味で演技にクセがなく、老若男女問わず受け入れられると思います」(前出・テレビ局関係者)。
女優としての能力に加えて、現場での人柄も好評だ。「どんなに忙しくても文句一つ言わず、一生懸命取り組んでいます。礼儀正しく、明るく気さくな性格なので、スタッフからも好かれています。小芝さんと一度仕事すると、男女問わず彼女のファンになってしまうスタッフも多いんですよ(笑)」(前出・テレビ局関係者)。
この辺りも、オファーが絶えない理由の一つだろう。
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■事務所の「ピンチ」を救った?
今やすっかり事務所の看板女優になった小芝。前出のテレビ局関係者は、小芝は事務所の「救世主」になったのではないかと指摘する。
「小芝さんの所属する『オスカープロモーション』は、ここ数年退社するタレントが多かった。米倉涼子さんや長谷川潤さん、堀田茜さん、福田沙紀さん、岡田結実さんなど、売れっ子タレントが立て続けに辞めたため、業界内では事務所の先行きを心配する声もあがっていました。そんな中、小芝さんが大ブレイクを果たしたので、事務所も心強く感じているのではないでしょうか」(前出・テレビ局関係者)。
これからも、小芝は女優としてたくさんの人を魅了するに違いない。
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■執筆者プロフィール
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
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