バイエルンに所属するドイツ代表GKマヌエル・ノイアーがチームのトレーニングを欠席したようだ。6日、『スカイスポーツ』や『ビルト』など複数のドイツメディアが伝えている。

 今シーズンのブンデスリーガでここまで20試合を消化し、16勝2分2敗の勝ち点「50」で2位につけているバイエルン。現地時間11日に行われる第21節では敵地『バイ・アレーナ』にて未だ無敗の首位レヴァークーゼンと対戦する。現時点で両チームの勝ち点差はわずかかに「2」。今シーズンの優勝争いの行方を占う大一番にして、12連覇を目指すバイエルンにとっては是が非でも勝利が求められる一戦だ。

 “天王山”に向けて調整を進めるバイエルンだが、絶対的守護神ノイアーのコンディションが懸念材料となっているようだ。今回の報道によると、同選手はひざに軽度の問題を抱えており、現地時間4日にチームドクターによる診療を受けたとのこと。そして、オフ明けの6日に行われたトレーニングには姿を見せなかったという。現時点で詳細は明らかになっていないが、レヴァークーゼン戦の出場可否については不透明と報じられている。

 また、今冬の移籍市場にてグラナダから加入したスペイン代表FWブライアン・サラゴサは感染症の症状が確認されたため、ノイアーと同じく6日のトレーニングを欠席したようだ。フランス代表FWキングスレイ・コマンの戦線離脱を受け、当初の予定よりも前倒しでバイエルンにやって来た22歳のアタッカーだが、首位攻防戦を前にコンディション面が不安視されている。

 一方でチームを率いるトーマス・トゥヘル監督は、負傷離脱中のフランス代表DFダヨ・ウパメカノとドイツ代表MFジョシュア・キミッヒの2名について、レヴァークーゼン戦での戦列復帰を期待しているようだ。なお、この両選手については6日のトレーニングでボールを使った別メニューを消化したことが報じられている。

状態が懸念される(左)ノイアーと(右)サラゴサ [写真]=Getty Images