韓国の次世代グローバルボーイズグループNCTの人気メンバー・ウィンウィンの初主演ドラマ「25時間恋愛」(毎週金曜3話ずつ新エピソード公開)がHuluにて独占配信中。本記事では同ドラマの第12話～第14話を振り返る。 (以下、ネタバレを含みます)
【写真】ハー・ホンシャン(アン・ラン)は彼女として、イエン・ユエ(ウィンウィン)をサポート
■「25時間恋愛」とは
同ドラマは、持ち前の美貌でかつてはモテモテだったものの、仕事に一直線なあまり今ではすっかり恋愛が億劫になってしまった年上女性アン・ラン(ハー・ホンシャン)と、一途に彼女を慕い続け、不器用ながらもひたむきにアプローチする年下男子イエン・ユエ(ウィンウィン)という美男美女が繰り広げる、甘く癒やされる“デザート”ラブストーリー。
■ユエとランが迎えた1カ月記念日
ユエは長年の片思いに終止符を打ち、ランと両思いになることに成功。何気ない日常を幸せそうに過ごすユエとラン。そんな2人にとって初めての記念日である「1カ月記念日」が迫っていた。
ランとの1カ月記念日を祝福する計画を立てることにしたユエ。女性スタイリストに「女性はどんなイベントが好き？」と尋ねたり、同僚の声優にアドバイスをもらったりと、リサーチを怠らない。ランを思いながら、準備をしているユエの姿にいとおしさを覚えた人もいただろう。
しかし、そんなユエの計画はうまくはいかなかった。ランが振り込め詐欺に遭い、1カ月記念を祝福するどころではなくなってしまうのだ。
ランは大人としても、経営者としても、振り込め詐欺に気が付くことができなかった自分が恥ずかしくなる。その上、年下の彼氏であるユエが自分に内緒で記念日を祝福する計画してくれたことを素直に喜べないラン。
そして、警察に行かなければならない現実やユエが詐欺に遭った分のお金をくれようとしたことで、ランはどんどん罪悪感や自分への怒りが増していく。そんな自立した女性であるランを励ますために、ユエはそっと抱きしめる。「次回はもっと頑張るからね」と健気に伝える年下男子の破壊力たるや、言葉に表せないほど魅力的なシーンとなっている。
■ユエの母親が登場で早くも波乱な展開に
さまざまなことがあった1カ月記念日を恋人として乗り越えたユエとラン。2人にいい雰囲気が流れる中、ユエの母親が野菜を持って、ユエの部屋にやって来る。
全員が驚く展開にクスッと笑ってしまったが、その後のユエの早すぎる行動には思わず拍手を送った。ユエは迷うことなく、ランの肩を引き寄せ、「彼女のアン・ランだ」と紹介。普段クールなユエからは想像ができないほど、スマートな対応だった。
そんな息子の様子に、ユエの母親は、母親としてランにさまざまな質問を投げ掛ける。ランが気まずそうにしていることを悟ったユエが母親を「もう質問は辞めて」と制していた。
一方、家に帰ったランは、親友のモンヤオと電話をすることに。仲よくできそうかと問うモンヤオに、ランは“ユエの母親は私たちのことが気に入らないようだった”と漏らす。不安そうなランの表情を見て、母親がランとユエの仲を引き裂かないことを祈った。
■離れた時間が愛を育む
ユエの母親によって、それぞれが歳の差で生じる今後の問題を考える展開に。ユエの母親は、息子であるユエを守るために、将来のことを考えているのかと聞いているわけではなかった。ユエのことも、ランのことも考えての発言だったのだ。
ランもそのことは分かっていた。だからこそ、ユエにしっかりと歳の差から生じる問題を考えるべきだと伝えるのだ。将来のことを考えれば考えるほど、一緒にいるべきではないのかと悩むランとユエ。互いを思い合っているからこそ、いつまでも悩みの種になりそうな「歳の差問題」に胸が締めつけられた。
そんな中、ランは出張に出掛ける。ユエとランが離れるのは、付き合って以来、初めてのことだっただろう。ランは、ユエの母親から告げられた将来の問題を頭の片隅に置きながらも、ユエの誕生日を祝福する計画を立てていた。
出張中もそわそわとして落ち着かないラン。仕事に一途だったランからは考えられないことだったように思う。その一方で、ユエもランがいない日々に寂しさを覚えていた。うまくいかない仕事の合間に鳴る携帯の通知音に一喜一憂したりと、ユエはランのことで頭がいっぱいだった。
ランとユエは出張によってすれ違いの日々を過ごしていたが、会わない時間で確かな愛を育んでいた。母親の指摘する歳の差で生じる問題は2人にとって全く問題がなかったのだ。ランがユエのために予約した店で再会した2人は、互いが必要であると再認識。その幸せそうな2人の絆に感動するとともに、どんな問題があっても2人は乗り越えていけると確信した。
「25時間恋愛」第12話～第14話は、ユエの母親が登場したことで、ユエとランが歳の差で生じる問題に初めてぶつかる展開となったが、なんとか2人で問題を乗り越え、互いの絆がより深まっていく様子が描かれていた。
◆文＝ザテレビジョンドラマ部
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