極左のセクトがまだキャンパスに影響力を及ぼしていた時代に、学生生活を送った著者が構想34年、執筆期間14年かけて完成させたのが2月7日に発売する、柏木伸介『革命の血』です。“桐島聡” 容疑者出現によって、過激派組織に注目が集まるなか、はからずも同タイミングで、同容疑者も暮らしていたとされる神奈川を舞台とした小説が世に放たれることになりました。

書誌情報

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革命の血

著者:柏木 伸介

定価: 2,200円(税込)

四六判 416ページ

2024年2月7日発売

ISBN: 978-4-09-386703-0

発行:小学館

https://www.shogakukan.co.jp/books/09386703

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■『革命の血』内容紹介

平成末期の2019年、神奈川県警の元公安刑事・吾妻仁志が爆殺された。吾妻が生前追い続けていた過激派組織 “日反” の関与が濃厚だという。爆弾闘争を繰り広げた日反は幹部らの中東逃亡や内部分裂を経て、事実上の休眠状態だった。なぜ今になって? 

平成元年1989年、横総大の学生・沢木了輔は、吾妻の命を受ける形で、同大の日反組織に潜入していた。接近したのが日反幹部の娘とされる月原文目だ。沢木は文目とともに警視庁と合同で立案されたプロジェクトに深入りしていくも、悲劇とともに計画は頓挫した。

改元前夜、血塗られた30年前の計画に、公安刑事となった沢木が分け入ると官邸、警察、過激派、それぞれの思惑が絡まった国家の陰謀が見えてきた。相次ぐ関係者の死、行方をくらました日反幹部の出現、そして裏切り…ノンストップで展開する新時代のエンタメ大作、ここに完成! 

■推薦コメント

「裏切りと破壊、薄汚れた時代をぶったぎる瞠目のハードボイルド

 ――志水辰夫氏

■著者エッセイ

https://shosetsu-maru.com/yomimono/essay/kakumeino

■プロフィール

柏木伸介(かしわぎ・しんすけ

1969年愛媛県生まれ。横浜国立大学卒。第15回「このミステリーがすごい!」大賞・優秀賞を受賞し、2017年に『県警外事課クルス機関』でデビュー。同シリーズに『起爆都市』『スパイに死を』、「警部補 剣崎恭弥」シリーズに『ドッグデイズ』『バッドルーザー』など。

著者Xアカウント:

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