【あらまし】

昭和21年1月1日にオープンした旧「杉田劇場」。

この年の3月、加藤和枝(のちの美空ひばり)が休憩時間中に舞台幕の前に立ち、1人で歌っていました。4月には杉田劇場の専属劇団だった大高ヨシヲ一座と同じ舞台に立つようになり、その後のブレークにつながっていきます。

この劇団の座長だった大高ヨシヲは男前で演技もうまく、たくさんのファンが連日押しかけ、観客を運ぶ京浜急行は大儲けをしたという報告が残っています。

しかし、彼は10月に地方公演先の長野県木曽の山間でトラックが崖から転落して亡くなってしまいました。旧杉田劇場で活躍していたのはたった半年だったのです。

顔写真もなく、生年、出身地も分からないこの役者の謎を追いかけている人がいます。脚本家・演出家の井上学さんです。そんな大高ヨシヲを調べていくと、意外な事実が浮き上がってきました。

今回の「いそご文化資源発掘隊」は、その結果を語るとともに、少しでも新たな情報を得られることを期待して開催します。

【タイトル】第64回いそご文化資源発掘隊「旧杉田劇場の看板役者 大高ヨシヲの謎に迫る」

【開催日時】2024年年3月5日(火)1. 開演13:30(開場13:00)2. 開演18:30(開場18:00)

【会場】横浜市磯子区民文化センター杉田劇場 4階コスモスリハーサル室)

【講師】井上学(脚本家・演出家/ブログ「大高ヨシヲを探せ!」管理人

【参加費】700円(資料代込:各回先着50名)

【お申し込み方法】下記のQRコードから登録フォームに入り、必要事項を入力・送信してください。

または、チラシ裏面の必要事項と参加希望時間をご記入の上、FAX、郵送、メールもしくは記入済みのチラシを直接お持ち込みください。

チラシデータは下記よりダウンロードしてください

https://prtimes.jp/a/?f=d14302-1069-f9ed1483779eb81724d05c14779001af.pdf

◆「いそご文化資源発掘隊」とは?

磯子区の歴史や伝承・文化を収集し、多くの方と共有する「いそご文化資源発掘隊」。

磯子区各所を訪問し、地域の方にお話を聞くことで、磯子区の文化についての新鮮な驚きや発見があり、参加者の方々に大変好評をいただいております。幻の杉田梅、歴史的文化財、美空ひばり関連の場所など、区内各地に眠る有形無形の文化資源を再発見。地域住民の声を届けるなど「もの・こと・ひと」を結びつける取り組みも積極的に行っています。

近年は「横浜市歌」や童謡「赤い靴」にまつわる講座など、磯子区のみならず近隣区や横浜市内にまでそのテーマを広げております。

配信元企業:公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ