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 インド南部カルナータカ州ベンガルールは、インドのアメリカ・シリコンバレーと言われているほど、国内でスタートアップやハイテク企業が連なるIT都市だ。

 現在、SNSを中心に数々の「ピーク・ベンガルールな瞬間」と呼ばれる奇妙なオンライン・ミームが流行している。

 これは「オンリー・ベンガルール」というようにこの街でしか起こりえないユニークな出来事を、ときに嫌味を含んで強調することを意味しているという。

 最近では「駐車禁止」の警告看板が注目を集めた。

 警告の仕方が非常にユニークで、ベンガルールならではらしいのだが、そこに駐車をすると変な呪いというか祟りに見舞われるらしい。

【画像】 古代の呪いで違反者を脅す駐車禁止の標識

 1月28日、Xユーザーによってシェアされた駐車禁止を警告する標識が「ピーク・ベンガルールな瞬間」として注目を集めた。

 標識によると、勝手に駐車した者には古代の呪いがふりかかり、次から次へと恐ろしい出来事に遭遇し、人生がとんでもなく不幸になるようだ。

駐車禁止!
警告されたし!ここに駐車すれば古代の祟りがおまえに降りかかる。

・靴紐がすぐにほどける
・狂暴なリスがおまえの家に侵入する
・外に出ると必ず雨になる
・冷蔵庫にいれているのに食べ物が腐る
・欲しくないギフトしかもらえなくなる
・車がノッキング音を立て始め、タイヤがいつもパンクする
・蚊が他の誰よりもおまえに寄ってくる
・パーティーで誰からも話しかけられなくなるし、誰もおまえの冗談に笑わなくなる。おまえを誰も好きにならなくなる。

(ただし身内に不幸が降りかかることはありません)

スマホ依存の警告看板も

 ベンガルールでは今月初めにも、新種の危険種「スマートフォンゾンビ」を市民に警告する看板が登場し、SNSで注目を集めた。

 看板には「スマートフォンゾンビに注意」と警告がある。

 これは、モバイル機器に没頭するあまり、物理的な世界から切り離されて歩いているような人のことだ。

 このような行為は、生産性の低下や社会との断絶をもたらすだけでなく、特に人通りの多い道路を移動中に携帯電話を使用する場合、安全上の危険性が顕著になる。

 この皮肉たっぷりの看板は、ネットユーザーの共感を呼んだ。

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 あるユーザーはこの看板について、「今では、最も混雑した交差点を横断しながら電話で話すことは歩行者にとって必須のことのように見える。人々は基本的な感覚を欠いてしまっている」とコメントしている。

追記:(2024/02/08)本文を一部訂正して再送します。

References:"Peak Bengaluru": No Parking Sign Threatening Violators Of Ancient Curses Goes Viral / written by Scarlet / edited by parumo

 
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「駐車違反をすると古代の呪いが降りかかる」インドのユニークな警告看板が話題に