モデル・タレントとして活躍するユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ONE MORNING」(毎週月曜~金曜 6:00~9:00)。この記事では、1月29日(月)~2月2日(金)の放送から、ニュースを象徴する1つの数字にスポットを当てるコーナー「SUZUKI TODAY’S KEY NUMBER」で取り上げたトピックを紹介します。


(左から)吉田明世、ユージ



◆2023年の映画興行収入「2,214億8,200万円」

映画配給大手で構成される一般社団法人 日本映画製作者連盟が、2023年の映画興行収入は2,214億8,200万円だったと発表。前の年より3.9%増えたということです。

邦画と洋画を合わせた全体の興行収入の1位は、映画「THE FIRST SLAM DUNK」、2位は「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」、3位は劇場版「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」。興行収入100億円を超えたのは、この上位3本で、すべてがアニメ作品という結果に、ユージは「すごい数字だね。コロナ禍を経て映画もなかなか観に行けないという日が一時期はありましたけど、そこからどんどん客足が戻って、面白い作品も増えて、コロナ禍前の記録を抜くような映画も現れて、うれしい出来事ですね」と感想を口にし、あらためて上位3作品のラインナップに「アニメは強いね!」と舌を巻いていました。

◆北陸応援割 旅行代金の「50%」を補助

岸田首相は、1月24日(水)の参議院予算委員会で、能登半島地震に対する観光支援策「北陸応援割」を早ければ3月から北陸4県、石川県富山県福井県新潟県を対象に実施する方針を表明しました。北陸応援割は、北陸地域への旅行代金を1人1泊あたり2万円を上限に50%割引する旅行支援策で、能登半島地震で影響を受けた北陸の観光産業を回復し、風評被害を解消することを目的としています。

ユージは、「能登半島以外の地域では、旅館やホテルの大半が通常営業しているけど、キャンセルが相次いでいるというニュースも残念ながら聞く。確かに気持ちも分からなくもないし、悲しい思いをしている人のいるエリアに楽しみに行っていいものかという気持ちも分からなくもない」と理解を示す一方で、「北陸は素敵な観光地が多いので、足を運んでほしい。『来てもいいよ』と(北陸の方々が)言っているんだから行っていいんじゃないかな」と話していました。

◆「84人」の鬱

毎月、最終火曜日は「ジュンク堂書店池袋本店」とのコラボ・キーナンバー! 今回紹介するのは、「文芸書」部門です。同店スタッフが注目作として挙げたのは、「鬱の本」(点滅社)。こちらは、鬱や鬱のような症状の人に向けた治療法やマニュアル本というわけではなく、病気の鬱に限らず日常にある憂鬱、鬱屈した思いなど、さまざまな鬱の形が作家やミュージシャンなど、総勢84人の書き手によって表現されています。

本書は“毎日を憂鬱に生きている人に寄り添いたい”という気持ちから作られたエッセイのアンソロジーで、一編につき見開き1ページの1,000文字程度で構成されており、ユージは「憂鬱だと難しい本を読むのがつらいですけど、エッセイだったら気楽に読めるかもしれないですよね」とうなずいていました。

石川県の外国人実習生「4,600人」が特例で就労可能に

能登半島地震で職場が被災するなどして就労できなくなった外国人技能実習生たちを救う特例措置として、出入国在留管理庁は、別の職場で働けるよう、1日8時間以内の就労ができる「資格外活動許可」を付与すると明らかにしました。.

対象は、災害救助法が適用される新潟、富山、石川、福井の北陸4県の市町村に住む、技能実習や特定技能などの資格を持つ外国人です。入管庁によると、昨年6月末時点で、石川県内には技能実習生が4,637人、特定技能外国人は2,019人登録されていました。

こうした措置に、ユージは「まずはいいことかなと思う」と歓迎、「このまま職場が再開しないと、例えば、国の家族への仕送りができなくなってしまったり、その先の仕事を失うことにもなるかもしれない」と案じ、「日本に来てまだ日の浅い外国人の方は、日本語が上手く話せなくて大変だと思います。不安なことも非常に多いと思うので、まだまだ支援のあり方は考えていかなきゃいけないんだなと感じた」と話していました。

<番組概要>
番組名:ONE MORNING
放送日時:毎週月~金曜6:00~9:00
パーソナリティ:ユージ、吉田明世
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/one/
スラダン、スーパーマリオ、名探偵コナン…2023年興行収入100億円超えのラインナップに、ユージ「アニメは強いね!」