ムロツヨシが主演する映画「身代わり忠臣蔵」が2月9日(金)に全国公開。一人二役を演じるムロの他、永山瑛太、川口春奈林遣都が撮影裏側を語るインタビュー映像が解禁となった。

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■永山瑛太、印象的だったのは「ムロくんが川で流れてたこと」

この度、解禁となったインタビュー映像では、一人二役を演じるムロ、ムロの最強バディとして物語を支える永山、可憐さと優しさをもたらした川口、クレイジーなスパイスを効かせる林といったキャストたちの裏話をメーキング映像とともに紹介。

丸坊主の頭とドロドロに汚れた白衣で登場したムロは、本作を振り返り「僕は初出演映画で、その時初主演映画だった瑛太が、20年後映画でこうして二人でお芝居できたことが感慨深かったです」としみじみ語る。

そんなムロと旧知の仲である永山は、吉良邸討入りの装束をまといながら“印象的だったシーン”に「ムロくんが(真冬の)川で流れてたことですかね」と話す。実際に川に身を投じたムロを収めたメーキングでは、その過酷さを垣間見られる。

川口春奈、撮影現場は「ムロさんが和ませてくれた」

吉良家の女中として本作に華を添える川口は、“撮影現場の雰囲気”について「孝証さんというキャラクターもムロさんも本当にムードメーカーというか場をすごく和ませてくれるので、フラットに現場にいさせていただけました」と振り返る。

孝証に水を浴びせるメーキングからは、川口とムロの和やかな雰囲気を感じ取ることができ、川口との撮影について「川口春奈ちゃんとのシーンは楽しかったですね。他の俳優さんとはそんなに近くにいないのに川口春奈ちゃんとは近くにいる僕がいます。メーキングをよくご確認ください」と、ムロが意気揚々と語る。

林遣都ムロツヨシのコメディーへの姿勢に感銘を受ける

そして、内なるMっ気を開花させた吉良家の家臣を演じる林は、「とにかくコメディーに対して敬意をもって職人のように向き合われているんだなと感じました」と、ムロのコメディーへの姿勢に感銘を受けたことを明かす。

また、河合勇人監督は「ムロさんのアドリブいうか、現場にいい意味で笑いと自由な発想をもたらしてくれたので、全体の空気感みたいなものをもらったかなと思います」と振り返り、ムロが制作陣と一丸になって世紀の身代わりミッションを抱腹絶倒のコメディーに仕立て上げたことが伺える。

最後に、ムロ本人は「笑いだけではなく男の友情だとか男の世界のことも描かれておりますし、男女関係なく人間社会の模様が描かれております」と熱いコメントを寄せた。

■映画「身代わり忠臣蔵」あらすじ

嫌われ者の殿・吉良上野介(ムロツヨシ)が江戸城内で斬られ、あの世行き。斬った赤穂藩主は当然切腹。だが、殿を失った吉良家も幕府の謀略によって、お家存亡の危機に。

そんな一族の大ピンチを切り抜けるべく、上野介にそっくりな弟の坊主・孝証(ムロツヨシ)が身代わりとなって幕府をダマす、前代未聞のに挑む。

さらに、敵だったはずの赤穂藩家老・大石内蔵助(永山瑛太)と共謀して討ち入りを阻止するというまさかの事態に発展。幕府に吉良家に赤穂藩も入り乱れる中、果たして孝証は江戸を舞台に巻き起こる一世一代の大芝居“身代わりミッション”をコンプリートできるのか。

映画「身代わり忠臣蔵」ポスタービジュアル /(C)2024「身代わり忠臣蔵」製作委員会