天海祐希とアダム・クーパーが夢のタッグを組んだ新作舞台『レイディマクベス』が、2024年3月30日(土)WOWOWにて放送・配信されることが決定した。

本作は、シェイクスピアが「マクベス」の中で描いたマクベス夫人を大胆に解釈した作品。広く知られているキャラクターでありながら名前がなく、マクベス夫人として記されたレイディマクベスは、果たして幸せだったのか、彼女が手に入れたかったものは何か、それらを探求する新たなストーリーが展開する。

(c) レイディマクベス製作委員会

(c) レイディマクベス製作委員会

物語を書き下ろしたのは英国気鋭の若手女性作家で、演出家でもあるジュードクリスチャン。演出はオリヴィエ賞受賞演出家のウィル・タケット、音楽は日本を代表する作曲家・岩代太郎。さらに出演は、本作で15分の長ゼリフに挑むなど迫真の演技で魅せる天海祐希と、英国ロイヤルバレエ団でプリンシパルも務めたバレエダンサーであり俳優のアダム・クーパーをはじめ、鈴木保奈美、要 潤、宮下今日子、吉川愛、栗原英雄。この豪華俳優陣が栄えある世界初演に挑んだ。

(c) レイディマクベス製作委員会

(c) レイディマクベス製作委員会

ストーリー

戦争が続いているとある国。レイディマクベス(天海祐希)は元軍人で、自ら戦場に赴く兵士だった。マクベス(アダム・クーパー)とは、国を守るために闘う同志として知り合い、恋に落ち、そして娘(吉川愛)を授かった。産後、彼女は戦場へ戻れなくなり、母として家庭を守ることに専念するが、そんな現状に満足できないまま人生を歩んでいる。
戦いは相変わらず終わりを迎える様子もなく、夫マクベスは戦場で次々と勝利を収め、国を導く存在となっていく。実はレイディマクベスには、若き日に描いた忘れられない夢があった。それは「夫とともに国を治める」というもの。そんな時、統治者ダンカン(栗原英雄)が、血縁者以外から後継者を選ぶと宣言する。彼女の夢であり、夫婦の野望が、今まさに手が届くところにある。果たして2人は、望むものを手に入れることができるのか……。

(c) レイディマクベス製作委員会