芸人で漫画家の矢部太郎さんによる新作コミックエッセイ『プレゼントでできている』を、3月27日新潮社より刊行いたします。


モンゴルの絨毯、鹿の角、大家さんの柚子、あの人の言葉……。職業柄かその細い見た目からか、人からよく「もの」をもらう矢部さんは、その経験を通じて「プレゼント」について考えます。有形無形を問わない「もらう・あげる」の体験をほのぼのと描きながら、徐々に深い真理に迫っていく展開を見せ、漫画家・矢部太郎の真骨頂と言える作品になっています。

「もう会えない誰かや、目に見えない何かとも、“プレゼント”でつながれる」というストーリーは、コロナ禍で断捨離ミニマリストが再ブームとなったり、資本主義・物質主義への疑問がふつふつと生じている今だからこそ、多くの読者に届けたいものです。

120万部を超えた『大家さんと僕』シリーズや、15万部超の『ぼくのお父さん』同様、幅広い世代に楽しんでもらえる内容です!


■矢部太郎さんからのコメント

プレゼントを開ける時にドキドキするのは、プレゼントがとても嬉しいことでもあるし、とても怖いことでもあるからのような気がします。

たくさんの皆さんからプレゼントをもらって僕にできたのは、こうして新しいマンガを描くことでした。開けてみてもらえたら嬉しいです。

■試し読み

「プレゼントでできている」の1~3話がこちらからお読み頂けます。

1話 https://www.bookbang.jp/yomyom/content/comic/present/8717

2話 https://www.bookbang.jp/yomyom/content/comic/present/8751

3話 https://www.bookbang.jp/yomyom/content/comic/present/8754

■書籍内容紹介

〈なにかをもらうことは、きっと、なにかをあげること――。

深くてほっこり、3年ぶり待望のエッセイ漫画! 〉

僕はよく、ものをもらう。モンゴルの絨毯、鹿の角、大家さんの柚、あの人の言葉……。もらったものは買ったものより捨てにくいし、何かをもらうと何かをお返ししたくなる。なぜだろう? もう会えない誰かや目に見えない何かとも、“プレゼント”でつながれる。『ぼくのお父さん』『マンガ ぼけ日和』の矢部太郎が贈る、新作コミック。


■著者紹介

矢部太郎(やべ・たろう)

1977年生まれ。お笑い芸人・漫画家。1997年に「カラテカ」を結成。芸人としてだけでなく、舞台やドラマ、映画で俳優としても活躍している。 初めて描いた漫画『大家さんと僕』で第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞。

他の著書に『大家さんと僕 これから』『「大家さんと僕」と僕』(共著)『ぼくのお父さん』『楽屋のトナくん』『マンガ ぼけ日和』がある。

■書籍データ

【タイトル】プレゼントでできている

【著者名】矢部太郎

【発売日】2024年3月27日

【造本】A5判ソフトカバー

【定価】1210円(税込)

【ISBN】978-4-10-351215-8

【URL】https://www.bookbang.jp/yomyom/con_cat/present

配信元企業:株式会社新潮社

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