ボックスタイプのティッシュを取り出す時、何枚かまとまって出てくることに困っていませんか。特に使い始めはまとまりがちです。「1枚ずつ取り出したいのに」と思う時には日本製紙が教える方法を試してみましょう。するりと取り出しやすくなりますよ。

ティッシュを取り出す効果抜群のお手軽技

使い始めのティッシュはなぜかまとまって出てくることが多く、「こんなにいらないのに」と思わせられます。一度ボックスから出したティッシュを戻すのは衛生面で気が引けることもあり、どうにか1枚ずつ取り出したいところです。

そのような時には日本製紙クレシアがおすすめする方法を試してみましょう。ボックスに特別な道具を付けたり、取り出す時に難しいコツを使ったりすることなく、誰でも簡単にできる便利技です。

使い始めのティシューを取り出す前に、取り出し口ビニールの切れ目に指を入れ、箱の中にティシューを押し込んで、上部に隙間をつくってからティシューを引き上げると、引き出しやすくなります。

日本製紙クレシア ーより引用

まさか、ボックス内のティッシュを押し込むだけでまとまって出なくなるとは驚きです。これまでなら、むしろ一生懸命つまんで引っ張り上げていたのではないでしょうか。

どうして押し込むだけで取り出しやすくなるのか。これは、製造段階で取り出し口とティッシュの間に隙間を作っていることが関わっているのだそうです。

時間の経過とともに温度や湿度の影響でその隙間が埋まり、ティッシュが取り出しにくくなるのだとか。それなら「ティッシュを押し込んで隙間を作る」という方法も納得ですね。

ティッシュが取り出せないほかの理由

使い始め以外でも、ティッシュがうまく取り出せないことがあるかもしれません。日本製紙クレシアによると、水分が原因になることもあるそうです。

ボックスを水で濡らしてしまったり、湿気の多い場所に置いたりしておくと、ボックス内のティッシュが水分を吸収してしまい、乾いた時にくっ付いてしまうとのこと。

乾燥するとくっ付くだけではなく、硬くなってしまうため、押し込めば取り出せるようになる使い始めと違い、なかなか解決が難しくなるでしょう。水回りや湿気が多くなる場所には置かないようにしたほうがよさそうですね。

ティッシュを1枚ずつ取り出し、必要なぶんだけ使うことは、まとめて出てくるイライラの解消と同時に資源保護や環境への配慮にもつながります。これから新しいボックスティッシュは一度ギュッと押し込んでから使いましょう。


[文・構成/grape編集部]

出典
日本製紙クレシア
※写真はイメージ