FCソウルは8日、元イングランド代表MFジェシー・リンガード(31)を完全移籍で獲得したことを発表した。

マンチェスター・ユナイテッドの下部組織育ちのリンガードは、レスター・シティバーミンガム・シティ、ブライトン&ホーヴ・アルビオンなどへのレンタル移籍を経験し、2014年7月にファーストチームに昇格した。

すぐさまダービー・カウティへの武者修行に出たものの、2015年5月からはユナイテッドプレー。2021年1がついウェストハムへとレンタル移籍すると、2022年7月にノッティンガム・フォレストに完全移籍していた。

ユナテッドでは、公式戦232試合で35ゴール21アシストを記録するなどし、攻撃的なポジションはどこでもこなせるユーティリティ性を持っている。プレミアリーグでは通算182試合29ゴール17アシストチャンピオンズリーグでも20試合で2アシストヨーロッパリーグで22試合4ゴール3アシストを記録していた。

また、イングランド代表にも選ばれ、32試合6ゴール。2018年のロシアワールドカップに出場していた。

FCソウルは「Kリーグ史上最高のビッグネーム!」としてリンガードの獲得を伝え、Kリーグ1制覇に向けた強力な補強だとした。

なお、現在は日本でキャンプを行なっており、鹿児島県での2次キャンプに合流するとのこと。14日にはロアッソ熊本とプレシーズンマッチを行い、シーズン開幕戦は3月2日のアウェイ・光州FC戦となる。