ミランは、同クラブに所属するフランス代表GKマイク・メニャンとの契約延長交渉が難航しているようだ。7日、イタリアメディア『フットボールイタリア』が報じている。

 現在28歳のメニャンはパリ・サンジェルマンの下部組織出身で、2021年夏にリールからミランに移籍し、ここまで公式戦通算95試合に出場。今季もここまで公式戦27試合に出場しており、チームの絶対的守護神として最後尾からチームを支えている。

 そんなメニャンとミランの現行契約は2026年6月末までで、ミラン側は新たな長期契約を締結したいと考えており、同選手との契約延長交渉に臨んでいる。しかし、今回の報道によると、同選手は交渉の中でミランで最高年俸を受け取るポルトガル代表FWラファエルレオンを超える年俸800万ユーロ(約12億円)を要求しているとのことで、新契約締結に向けた交渉は難航しているようだ。また、同選手にはドイツ代表GKマヌエル・ノイアーの後釜を探すバイエルンが関心を示しているとも伝えられている。

 同メディアはバイエルンが今夏に移籍金8000万ユーロ以上(約128億円)のオファーを出せば、獲得可能とも指摘しているが、果たして、どのような結末を迎えるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

去就に注目が集まるメニャン [写真]=Getty Images