チャールズ国王が、1年4ヵ月ぶりに息子ヘンリー王子と対面した。

妻メーガン妃と2人の子供たちとアメリカで暮らしているヘンリー王子は、がんを患っていることを公表した父チャールズ国王のためにイギリスに帰国、2人はロンドンで約30分間を過ごしたという。

ザ・サン紙によると、10時間半の夜間飛行後、6日(火)昼にヒースロー空港に到着したヘンリー王子はロンドンに急行したそうで、国王は王子を直接歓迎できるよう、自宅クラレンス・ハウスに、その後サンドリンガムへ直接移動するためのヘリコプターを待機させていたという。

ちなみにチャールズ国王は「とても元気」で、「まったく普段通り」だといわれており、国王を見舞ったある関係者は同紙に、「何か問題があることを知らなければ、病気だとわからないでしょう」と語っている。また別の宮殿関係者によると、国王は「いつもの調子」であるが、「ただ、自分の病状が自分の計画だけでなく、他の人にも影響を及ぼしていることに少し苛立っている」という。

一方でヘンリー王子の兄、ウィリアム皇太子は、2人の面会に加わらなかった模様だ。ちなみに王子が執筆した回顧録『スペア』の中では、メーガン妃をめぐって兄と激しい喧嘩をした事が言及されており、2人は同本の出版以来、疎遠になっていると噂されている。

ヘンリー王子とチャールズ国王がプライベートで会うのは、2022年にエリザベス女王が96歳で亡くなって以来初めてであったが、電話で連絡を取り合っていたと見られている。

5日(月)、英王室はチャールズ国王ががんと診断され、治療を開始したことを発表、家族や友人らは国王が「非常に前向き」に対処していると明かしていた。

ヘンリー王子夫妻、仲睦まじい姿で不仲説を否定 Culture / 04 08 2023

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