前園真聖

8日放送の『バラいろダンディ』(TOKYOMX)で前園真聖が一部で解任を求める声が出ているサッカー日本代表森保一監督について語った。

 

■アジアカップで日本がベスト8で敗退

番組は先日行われたサッカーの『AFCアジアカップカタール2023』で日本代表がベスト8で敗退した話題を取り上げ、出演者がトークをする。

前園は日本が敗れたイラン戦について「後半の45分はずっと押されていたんですよ。森保監督本人も試合後に言ってたんですけど、自分の交代期などでやれることがあったと。もう少しやり方があったのではないかと感じている」と指摘した。

 

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■選手の責任にも言及

さらに「監督だけではなくて。野球とかと違って、サッカーって1回1回イニングがあったりとか、止めるということがないので、基本的ボールが出るあいだは試合が流れているじゃないですか」と前園は指摘する。

続けて「監督じゃなくて、現場の選手たちが判断するということも大事なんで。これだけ海外で活躍している選手がいるんで、自分たちでも判断しなければ」と選手の責任にも言及した。

 

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■「チャレンジしてほしい」と提言

前園は「サッカーで交代ができるのは監督しかいないじゃないですか。だからそれをもう少し思い切ってやってほしかった」と語る。

森保監督には「前回の4年を終わって、プラス4年をやれる監督は今回が初めてなんですよ。だいたい4年で終わっているんですよ、これまでの監督って。前回のワールドカップで結果が良かった次の4年なので、いろんなことをチャレンジしてほしい」と指摘。

続けて「動かなくてこれだと、いろいろ批判が来ると思うんで。もう少し一歩出て失敗してもいいので、チャレンジしてほしい」とメッセージを送った。

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■伊東選手離脱の影響は…

マンスリーアシスタントの山田邦子伊東純也選手が週刊誌の性加害報道を受け離脱した影響を質問する。

前園は「それが敗退の原因ではない」としながらも「影響はあったと思います。でも、それ以外にも素晴らしい選手がいるので」と持論を展開。そして「少し慎重になりすぎていたかな。アジア大会は日本代表が優勝候補だったので」と持論を展開。

すると山田は「やっぱりさ、自分のことを思っちゃったんじゃない? 『俺も遊んでたから、次は俺も』ってなっちゃったのかな。サッカーの選手はすごい遊びますよね。スタミナが凄いんですよ」と指摘。これに前園は「今の選手はまじめです」とフォローした。

 

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■解任論に反対

森保監督の解任論について前園は「これで解任というのは違うと思っていて。次の2026年ワールドカップに向けてなんで。その予選で負けるよりはここで負けるほうがいいんですよ」と否定的見解。

さらに「去年8連勝、9連勝していたから。いったん負けておいたほうがいいと思っていて。ここからまた作り直していけばいい」と提言していた。

同監督についてはネット上で一部から解任を求める声が上がっているが、現在のところ続投が基本線とみられている。

前園真聖、サッカー日本代表・森保一監督の解任論に反対 「また作り直して」