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生理や生理痛に興味津々で、「羨ましい」としつこく言う同僚に悩まされてきた女性。病気で子宮全摘術を受けることが決まった時もデリカシーのないことを言われ、大きなトラブルに発展した。

 

■同僚の言葉に困惑

海外で暮らす会社員Aさん(32)は、2年前からトランスジェンダー女性のステイシーさん(36)と一緒に働いてきた。ステイシーさんは女性特有の悩みに興味があるようで、生理や生理痛の話には必ず口を出すという。

「私なら、絶対に『生理痛がつらい』なんて文句は言わない。だってありがたいものだもん」「生理の喜びを経験できるなんて恵まれてる、羨ましい」と言われ困惑することはあったが、Aさんとステイシーさんとの関係は決して悪くなかった。

 

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■子宮頸がんを宣告され…

そんなAさんが昨年病院で検査を受け、子宮頸がんのステージ1と診断された。

すぐに簡単な手術を受け職場に復帰したAさんにステイシーさんが声をかけ、「どんな手術だった?」「どんな気分?」「何をされたの?」と質問を連発。これにはAさんも不愉快な思いをしたが、気にせず忘れることにしたという。

だが先日、病院に行ったAさんが検査を再度受けると、「がんが再発している」と宣告された。今回は以前より状態が悪く、子宮を摘出する必要がある。だがそもそも子供を望んでいないAさんは、医師の言う通り手術を受けることを決めた。

 

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■同僚の言葉に激怒

Aさんの職場には年上の女性が多く、何人かは同じ手術を受けた経験がある。そこでランチの時間にあれこれ質問していたところ、近くで聞いていたステイシーさんが声をかけてきた。

ステイシーさんは「子宮があるなんて恵まれている。なのに摘出するなんて信じられない」と、がんであると知っていながらデリカシーのない発言をしたそうだ。

これにAさんは激怒し、「摘出した子宮はあなたにあげる」と言い返した。するとステイシーさんは血相を変えて怒り、「トランスジェンダーを差別するのね」「ええ、病気の子宮でも欲しいわよ」と言い出したという。

呆れたAさんは「体調が悪い」と上司に伝えて早退したが、その後に「(ステイシーさんとのトラブルの件で)話がある」と呼び出しをくらってしまった。

 

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■「弁護士を探せ」という助言も

困っているAさんが経緯をネット掲示板『Reddit』に書き込んだところ、多くのユーザーがAさんに同情した。

「上司には『ステイシーさんのハラスメントに悩んでいた』と伝えたほうがいい」「弁護士を見つけるまで上司との話し合いには応じないほうが無難」「事情を知る人達にも声をかけて証言してもらうべき」といったアドバイスを送っている。

またステイシーさんによる諸々の発言を多くのユーザーが批判し、「Aさんは悪くない」「ハラスメントに及んだのはステイシーさんのほうだ」といった意見も寄せている。

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