「今朝、結婚指輪を置いて家を出ました」既婚者であれば、きっとだれもがドキッとするであろう一文をXに投稿した「りんりん」さん。
投稿に添えられているのは、箱の上に意味ありげに置かれた指輪を写した写真。当事者であれば、もはや悪い予感しかしない状況ですが……これにはそうせざるを得ない「ある理由」があったようです。
その理由は、続く文章にて明らかになります。
夫から電話「どういう事！？」
私「え？」
夫「朝は普通やったのにごめん何かした？」
私「は？」
夫「今実家？いきなりじゃ子ども達もびっくりするし……」
私「？？子ども？今病院やけど……」
夫「病院？どういうこと？」
私「今日MRI撮りに行くって言うたやん？」
そう、りんりんさんはこの日、病院でMRI検査を受ける予定があったのです。
貴金属を身に付けたまま検査を受けると、結果に悪影響を及ぼしたり、時に熱傷を引き起こす場合も。そのため、原則としてアクセサリー類は身に付けてはいけないこととなっています。
夫さんはMRI検査を受けることは聞いていたものの、指輪がNGであることは知らず。一方のりんりんさんも、大事な結婚指輪を外で無くしたくないという思いから、和菓子の箱の上に敢えて目立つように置いていったとのこと。
それを、たまたま一時帰宅した夫さんが発見しパニックに。MRI検査のこともすっかり記憶から飛んでしまい、慌ててりんりんさんに電話をかけた……というのが、事の顛末であるようです。
「最初は本当に何を言ってるのか理解できず意味がわからなかったのですが、勘違いに気付いたら笑いがとまりませんでした」と、当時の心境を語るりんりんさん。
ちなみに、検査では特に異常は見つからなかったそうで、夫さんは「とにかくよかった！でもびっくりした～」と、二重の意味でホッと一安心した様子だったとのこと。普段から夫婦仲が良いからこその、慌てぶりとも言えるかもしれませんね。
まるですれ違いコントのようなやり取りに、ついた「いいね」の数は15万件超。「最高のオチで済んでよかった」「素敵なご夫婦ですねー」といったコメントも相次ぐなど、投稿を見た多くの方をほっこりさせたようです。
＜記事化協力＞
りんりんMix twin 4yさん（@sJ3guMmKtpdEuPD）
（山口弘剛）
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 配信元URL：https://otakei.otakuma.net/archives/2024020904.html
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