簡秀吉と西山潤がW主演を務める「好きやねんけどどうやろか」(毎週木曜夜0:54-1:24、読売テレビ)の第5話が2月8日に放送。嫉妬した曽我(西山)に栄枝(簡)がキスする様子が描かれ、胸がキュンキュンとなり、SNSでも「わー!!最後のシーン最高でした」「ついにキスしたぁぁぁぁ!!!」と視聴者が盛り上がりを見せた。(以下、作品のネタバレを含みます)

【写真】栄枝(簡秀吉)が、元カレ・瑞樹(奥野壮)を家に泊めてしまう

■「好きやねんけどどうやろか」とは

同作は、2013年より連載開始された漫画「好きやねんけどどうやろか」(千葉リョウコ/海王社)が原作のBLコミック。家庭的な小料理屋を舞台に、誰とでもフレンドリーに話すことのできる肉食系関西弁イケメン店主・松本栄枝(簡)と、東京から転勤してきてきたものの関西の空気になじめない真面目なバツイチサラリーマン・曽我久志(西山)による、愛おしくももどかしい“ムズキュンラブストーリー”となっている。

栄枝と3年前に別れた元恋人・中津瑞樹役に奥野壮、また久志の同僚で大阪生まれ大阪育ちの歯に衣着せぬ物言いが特徴的なキャラクター・神田数代役に村瀬紗英、さらに栄枝と長年の付き合いがあり、良き理解者ともいえる幼なじみ・龍田要役には、堀家一希が抜てき。これらのキャストは、いずれもドラマオリジナルキャラクターとして登場し、栄枝と久志の周囲を取り囲む主要キャラクターとなる。

■曽我は栄枝からの告白の答えをだせずにいた

松本栄枝は母親が遺した大阪下町・路地裏にある安くてうまくて家庭的なメニューを出す小料理屋「たまえ」を切り盛りする若き店主。コテコテの関西弁を使う栄枝は、老若男女問わず誰にでもフレンドリーな性格で、居心地の良い店はいつも常連でにぎわっていた。

そんなある日、東京から大阪に転勤してきたバツイチサラリーマン・曽我久志が、上司に連れられて「たまえ」を訪れる。栄枝は自分が作った料理をきれいに食べる曽我を見て一目ぼれをしてしまい、唐突に「好きやんねんけど、どうやろか」と告白する。

「たまえ」に突然やってきた栄枝の元カレ・瑞樹(奥野)。3年前、突然別れを告げられて以降、音沙汰のなかった瑞樹との再会に驚く栄枝だったが、困っている人を放っておけない性格から、家も仕事もないという瑞樹を家に泊めてしまう。

一方、栄枝のことをただの友達ではないと思いつつも、告白の答えを出せずにいる曽我。栄枝の告白を受け入れられないのにはもう一つ理由があり、曽我は1年で東京本社に戻る予定となっていた。

1人で考え込んでいる様子を見た数代(村瀬)は、曽我の気持ちをはっきりさせようと「たまえ」に誘う。すると、そこでは瑞樹が慣れた手つきで働いており、曽我は瑞樹の存在に動揺してしまう。

■栄枝「キスは好きな人としかせえへん」

閉店した「たまえ」に瑞樹と栄枝がいるところに曽我が戻ってきて、2人を見ると立ち去ってしまい、栄枝は瑞樹を置いて慌てて曽我を追いかける。

栄枝に追いつかれた曽我は、栄枝と瑞樹がキスをするんじゃないかと嫉妬したことを話し、バツイチであることも話す。栄枝はその事実に驚くが、今はなにもないということに納得する。

「曽我さんが嫉妬してくれたっちゅうことは俺のこと好きってことちゃうん?」と栄枝が聞くと、「かも、しれない…。でも、栄枝くん、俺…」と曽我は1年で東京に戻らなくてはならないことを話そうとする。しかし、栄枝が曽我の頬に触れ、「キスは好きな人としかせえへん」と言って、曽我にキスをするのだった。

嫉妬してしまい、自分の気持を受け入れようとする曽我がかわいい。東京に行くことを言えないままでいるのは気になるが、栄枝からの真っすぐな言葉とキスに胸がキュンキュンとなった。SNSでも「わー!!最後のシーン最高でした」「ついにキスしたぁぁぁぁ!!!」「男前でヤバい…惚れちゃう…なん、なんなの、もう…」と視聴者が盛り上がった。

◆構成・文=牧島史佳

「好きやねんけどどうやろか」第5話より/(C)ytv