ウー・ジン、アンディ・ラウらが出演する中国映画『流転の地球 ‐太陽系脱出計画‐』より、特報映像第2弾と4種のイメージポスターが解禁された。

【動画】超スケールで描く未来の宇宙がすごい! 映画『流転の地球 ‐太陽系脱出計画‐』特報第2弾

 ヒューゴー賞受賞SF小説『三体』原作者のリウ・ツーシンによる同名短編小説を映画化した本作は、精緻な映像美で描かれる練り込まれたストーリーに、ドラマティックに描かれるさまざまな人間模様。さらに圧倒的なスケール感で繰り広げられるパニック描写など、3.2億元(約65億円)の製作費を費やしたSFエンターテインメント大作。

 そう遠くない未来に起こり得る太陽系消滅に備え、地球連合政府による1万基に及ぶロケットエンジンを使って、地球を太陽系から離脱させる巨大プロジェクト「移山計画」が始動。人類存亡の危機を目前に、各国の思惑や、内紛、争いが相次ぐ中、自らの危険を顧みず立ち向かった人々がいた。亡き妻への思いを胸に、宇宙へと旅立つ飛行士・リウ(ウー・ジン)。禁断のデジタル技術によって、事故死した娘をよみがえらせようとする量子科学研究者・トゥー(アンディ・ラウ)。そして、大きな決断を迫られる連合政府の中国代表・ジョウ(リー・シュエチェン)。多くの犠牲を払いながら、地球と人類の存亡、そして希望を懸けた最終作戦が始まった-。

 中国本土で初登場第1位に輝き、興収40億2900万元(約815億円)を突破、歴代興行収入ベストテン入りを果たすメガヒットを記録した。さらに、北米でも大ヒットとなり、世界興収は約6億ドル。第96回アカデミー賞国際長編映画賞中国代表作品に選出され、すでにシリーズ3作目の製作も決定している。

 特報映像第2弾では、高さが9万キロメートルにも及び人類史上最も高い建造物である、地上と宇宙ステーションを結ぶ宇宙エレベーターが映し出される。頂上にあるアーク宇宙ステーションでは、日々「移山計画」に向けて選ばれし精鋭たちが訓練を重ねていた。何百ものセットと6000以上のVFXショットを含む巨大な規模で製作された本作は、あらゆるシーンの細かいイメージを描き、絵コンテは8000枚にもなったという。その緻密な映像を見るだけで決してハリウッドに劣らないスケールであることが伝わってくる。

 4種のイメージポスターには、移山計画 地球エンジン(実験機1号)や宇宙エレベーターの姿、そこで繰り広げられた空中戦、そして月面に巻き起こった太陽風の様子が切り取られる。

 映画『流転の地球 ‐太陽系脱出計画‐』は、3月22日より全国公開。

映画『流転の地球 ‐太陽系脱出計画‐』イメージポスター (C)2023 G!FILM STUDIO [BEIJING] CO., LTD AND CHINA FILM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.