新品種のイチゴ「とちあいか」をふんだんに使ったオリジナルのスイーツメニューが、2月8日からカフェ「Afternoon Tea TEAROOM」16店舗と「ISLAND STONE COFFEE ROASTERS 宮みらい店」(宇都宮市)で発売された。

これを記念して7日、「Afternoon Tea TEAROOM 丸の内新丸ビル店」で先行試食会が催され、JA全農とちぎの栃木いちご消費宣伝事業委員会の池田賀一委員長、同園芸部の荒井真一部長、Afternoon Tea TEAROOM商品開発担当者の高田実幸氏、栃木県産の農産物のPRを担うフレッシュメイトの太田結子氏、鈴木千夏氏が登壇し、とちあいかや新メニューの魅力をアピールした。

池田委員長は「栃木のイチゴ、とちあいかをより多くの人に知ってもらい、食べていただきたいという思いで、今回のコラボを進めてきた。とちあいかの特徴である酸味が少なく、甘さ際立つ味わいを引き立てた自信作」と自信をのぞかせる。

荒井部長は「今回のこのフェアが、発売間もないとちあいかを知っていただくきっかけになれば」と期待を込めた。



高田氏からのメニュー紹介後、各席に運ばれてきたのはフルーツサンドパフェに紅茶がついた「とちあいかづくしのスイーツプレート」(税込2,500円)。テーブルにプレートが置かれた瞬間、イチゴの甘い香りがただよってきた。

フルーツサンドは1つにつき、とちあいかを2.5粒使ったという。手に持つとずっしり重く、シャキシャキとしたイチゴとふんわりとしたホイップクリームの相性がたまらない。



パフェの上部にはイチゴがこれでもかと並びまるで王冠のよう。何層にもわたって異なる材料が使われているのがグラス越しに見える。まずは甘いイチゴをいくつかたいらげ掘り進んでいくと、ジェラートやフィアンティーヌ(フレーク)、ジャスミンティーのゼリーなど次々に異なる味の援軍がやってきた。

楽しいのは食感だ。シャキッとしたイチゴザクザクのフレーク、ぷるぷるゼリー、その他もろもろが口内で踊る。食べ進めていくと、次第にグラスの中でそれらが渾然一体(こんぜんいったい)になり、複雑な甘さを形作っていく。これは納得のおいしさだ。



試食会の最後には、イチゴが好物のキャラクター「コリラックマ」も登場し、フレッシュメイトの2人からパフェを振る舞われる一幕も。サプライズの可愛らしい客に、会場からは拍手が起きた。



コラボメニューや展開店舗について、詳しくは「Afternoon Tea TEAROOM」公式サイトまで。

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