今回紹介するのは、ニコニコ動画に投稿された『硬水と軟水でダシを取って比べてみよう with.紡乃世詞音・紡乃世詞音蕾』というあばらやさんの動画です。

投稿者メッセージ(動画説明文より)

軟水と硬水でそれぞれダシを取ってみました
軟水の多い日本でダシ文化が広まった理由がわかりますね


 西洋と日本の食文化の違いには水の性質が関係していると言われていますが、実際にどれくらい違うものなのでしょうか。投稿者のあばらやさんが、ダシを硬水と軟水で取って検証しました。

 日本に多いのは軟水、西洋に多いのは硬水です。硬度69の軟水である水道水と、硬度304の硬水であるエビアンで比較を行います。

 それぞれに昆布を入れて1時間ほど待ちます。中火にかけて熱し、沸騰直前で昆布を取り出します。その後、沸騰させながらあくと昆布のぬめりを取り除きました。硬水の方があくが少ないようでした。

 火を落として鰹節を加えます。30分放置しておいしいダシをしっかりと取ります。キッチンペーパーで漉してできあがりです。

 完成したダシの見た目を比べてみると、硬水の方が透きとおっていました。色も濃くあざやかなので、おいしそうに見えます。

 ところが実際に飲んでみると、軟水の方がおいしく感じました。硬水ではカツオの風味は感じられるものの、グルタミン酸とイノシン酸のガツンとした旨味がなく、雑味も強い印象でした。

 軟水の方がおいしいダシが取れると知識で知っていても、実際にやってみるとその違いの大きさに驚かされます。実験の様子を映像で確認したい方は、ぜひ動画をご視聴ください。

視聴者コメント

色からして違う
比べるとすごい
こんなに差が出るんだねえ・・・
見た目に出るほどなのかー
なるほど面白いね

文/高橋ホイコ


▼動画はこちらから視聴できます▼

『硬水と軟水でダシを取って比べてみよう with.紡乃世詞音紡乃世詞音蕾』
https://www.nicovideo.jp/watch/sm43347706

―あわせて読みたい―

ケンタッキー風のチキン、ポテト、ビスケットを作ってみた! バーレルの容器も自作、斜め上の発想で再現する姿に「雑www」「正直好き」の声

手のひらサイズの「足の生えたメロンパン」を作ってみた! 初のパン作りで焼きたてのすばらしさに感動