痛ぶる恋の、ようなもの

3月7日から放送される木ドラ24『痛ぶる恋の、ようなもの』(テレビ東京系)。主人公は今作がテレ東ドラマ初主演となる望月歩が演じ、小川未祐と河村花の出演も決まった。

 

■楽曲の世界観を原案としたドラマ

多くのティーンから⽀持を集めるスリーピースロックバンドの楽曲の世界観を原案に映像化した同作は、彼⼥の⽣々しい浮気を⾒つけてしまったことをきっかけに揺れ動く痛々しい感情ドラマだ。

‟ダメだと理解している⼀⽅で、⼼が離れない恋愛“という若さ故の⻘さや葛藤を、SNSや⼤学⽣活を通してリアルなストーリーと温度で表現する。

 

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■注目の若手俳優が初共演

芸術⼤学で映像制作を学ぶ主⼈公・根津晴を演じるのは、ドラマ『3年A組−今から皆さんは、⼈質です−』(⽇本テレビ系)や主演舞台『鍵泥棒のメゾット→リブート』など数々の話題作に出演し、映画『カムイのうた』が話題になるなど、多くの作品で活躍する若⼿実⼒派俳優の望⽉に決定。望月はテレ東連続ドラマ初主演となる。

根津の彼⼥でありながら浮気性で多くの男性と関係を持つ・久我ユリを演じるのは、映画『よこがお』で注⽬を集め、以降映画『海辺の⾦⿂』や『イカロス ⽚⽻の街』では主演を務めるほか、⾳楽シーンでも活躍する若⼿俳優・⼩川。

根津の後輩で、根津のことが気になる⾅井都を演じるのは、ドラマ『⼥神の教室〜リーガル⻘春⽩書〜』(フジテレビ系)、 『沼オトコと沼落ちオンナのmidnight call〜寝不⾜の原因は⾃分にある。〜』(テレビ東京系)などに出演し、⼈気上昇中の若⼿俳優・河村。同ドラマで3⼈は初共演となる。

 

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■癖強めのキャスト達

根津と同じ映像学科の同期で監督の⾚澤勇貴役に杉⽥雷麟、カメラマンの吉川和也役に櫻井健⼈、同期の制作部・⾦森恭⼦役に藤井千帆、根津の後輩で助監督の横⼭英志役に河原楓、根津と久我が通うコンビニの店員・⼭内琢磨役に佐久間祥朗が決定。

根津を取り巻く個性強め、癖強めのキャスト達にも期待だ。

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■様々な関係性の中で⽣まれるカオス

主人公・根津を演じる望月からコメントが届いている。

望月:根津晴を演じます、望⽉歩です。この作品は恋愛に付いてくる「痛み」がベースになっている作品で、久我ユリとの時間の中に⾊んな痛みを感じながら話が進んでいきます。先輩、後輩、友達との関係性の中で⽣まれるカオスを楽しんでいただけたら嬉しいです。

 

限られた話数の中でも作品の多⾯性を表現できるように、根津晴の感情を素直に演じたいなと思っています。

 

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■「新たな⼀⾯をお⾒せできたら」

久我を演じる⼩川未祐からのコメントは以下の通り。

小川:監督の⼭元環さんや主演の望⽉歩さんをはじめ、駆け出しの頃からお世話になっている⽅々と共にこの作品に取り組めることにご縁を感じています。

 

スタッフ・キャストの皆さんと共に、放漫で周りを振り回し続ける久我ユリと⼿を繋いで、この世界のなかを思いっきり駆け回ってみようと思います。今まで演じたことのない役柄なので、新たな⼀⾯をお⾒せできたらいいなと思っております。

 

■リアルな心情に注目

臼井役の河村からのコメント。

河村:登場⼈物達の苦しむ姿が、⾒ていて⾟い。どうか嘘であってくれと思う⼀⽅で、そこにはリアリティしかなくて、気づいたらワクワク読み進めている⾃分がいました。⼤学⽣の複雑に絡まった⼼と真っ直ぐにねじれた愛の形を是⾮⾒てほしいです。

私は⾅井都を演じさせていただきます。⾅井都の主⼈公・根津晴を想う気持ちは本物で、⼀途に想い続ける姿に惹かれました。この作品で⾅井都を演じられる事がとても嬉しいです。これから始まる撮影で、不器⽤で狂った愛おしい登場⼈物達に会えるかと思うとドキドキします。

■“恋愛後遺傷”ドラマ

監督・⼭元環氏からのコメント。

山元氏:「なんでこの⼈こんなこと⾔うんだろう?」「なんでそんなことしたの?」男⼥の関係は当の本⼈達も理解し合えないことが多いと思います。好き、付き合う、といういわば⼝約束みたいなあやふやな線で繋がっている関係。感情が激しく揺れ動くその世界には多かれ少なかれ、必ず痛みが存在しています。

今回のドラマはその痛みを込めてオリジナル脚本を執筆しました。⼤学⽣同⼠の“恋愛後遺傷”ドラマでございます。ハッキリとしない、⽩と⿊が混ざり合ってグレーになっている何だか分からない感情、そんな⼤⼈準備期間。今を⽣きる⼤⼈も若者も、どこかの誰かが今も過ごしている痛い⻘春をお楽しみください。

 

■「浮気され、浮気され、さらに浮気され…」

プロデューサー・漆間宏⼀氏(テレビ東京 配信ビジネス局 配信ビジネスセンター)コメントも届いている。

漆間氏:2020 年のDISH//『猫』のドラマ化から始まった、⾳楽×ドラマの最新作で、今作は“あるアーティスト”の歌詞の世界観を原案にしたオリジナルドラマです。

企画を進めていく中で、作詞作曲を担当されている⽅に時間をいただき⾊々お話しました。浮気され、浮気され、さらに浮気されたことで、記憶に強く残る恋愛後遺症になったという思い出は、遠い作り話のようにも⾝近に溢れている近い話のようにも思えました。そして話を聞き終わる頃には、かさぶたを剥がすときのような、痛さと⼼地よさが混在していました。

はっきりしない恋愛だからこそ、⽣っぽくリアルに感じられると思います。アーティストの⽅が楽曲として昇華したように、痛いけど⽬を背けられないドラマに挑戦いたしました。ぜひお楽しみください。

 

■主題歌は書き下ろし楽曲

さらにYouTubeで特報映像を解禁。主⼈公の根津と、彼⼥である久我の幸せそうな⽇常を主題歌と⼀緒に楽しめる。そして主題歌は、同ドラマの原案となった世界観を⽣み出し、実体験をもとに楽曲制作を⾏うスリーピースロックバンドの書き下ろしとなっている。

楽曲の全貌とアーティストは後⽇発表予定だ。

■特報映像

歌詞の世界観が原案のドラマ『痛ぶる恋の、ようなもの』 主演が望月歩に決定