うるま“勝連”祈願式 記念撮影

2024年2月9日沖縄県うるま市では、同市で春季キャンプ中の阪神タイガースの2年連続優勝を願い、中村正人市長並びに現代版組踊「肝高の阿麻和利」の阿麻和利と百十踏揚、そして阪神タイガース阪神タイガースの新入団選手よりファームキャンプ参加中の7名の選手出席のもと、うるま“勝連”祈願式を実施いたしました。


市長挨拶

“勝連”祈願品贈呈

■ “勝連”祈願式実施の背景

阪神タイガースは、毎年沖縄県宜野座村で、一軍の春季キャンプを実施しており、2023年からは新たにうるま市がファーム春季キャンプ地となっています。

うるま市には世界遺産に登録された史跡「勝連城跡」があります。 「勝連城跡」は15世紀、海外貿易により勝連に繁栄をもたらした阿麻和利が居城し、自然の断崖を利用した難攻不落の城城として知られており、頂上から輝く青い海が一望できる沖縄有数の景勝地です。また、その名称から、勝利やゲン担ぎのパワースポットとして多くの人が訪れており、昨年の春季キャンプでは森下選手を始めとする新入団選手7名が必勝祈願を行いました。


勝連城

勝連城

勝連城跡について
12~13世紀始め頃に築城されたと言われる勝連城跡は、5つの曲輪(区画)から構成された標高約98mの琉球石灰岩丘陵上に築かれたグスク(城)です。北は金武湾を囲む北部の山々や太平洋の島々が見え、南は知念半島や中城湾が一望できる県内有数の景勝地です。城跡の中にはいくつかのウタキと呼ばれる拝所があり、地域の人々にとっての聖なる場所として、祈りや信仰の対象となっています。また、城跡内からは国内初となるローマ帝国のコインが出土するなど、貴重な発掘品も確認されています。

勝連城跡は、14世紀後半から15世紀にかけて、最後の按司(城主)である阿麻和利の時代に海外貿易により最も栄えたといわれていますが、この阿麻和利が10代目城主だった15世紀中頃に当時の琉球国王(首里)に抵抗したとして滅ぼされて廃城となります。

2000年に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録された勝連城跡は、歴史文化的な価値を活かしながら観光地としての人気も高まってきています。

勝連城跡」での必勝祈願の甲斐もあり、昨シーズン見事18年ぶりにセ・リーグ優勝を果たし、勢いそのままに日本シリーズも制して38年振りの日本一に輝いた阪神タイガース。昨年に引き続いての、連続勝利をぜひ果たしていただきたいといううるま市の熱い想いから、このたび勝連城跡での日本一連覇(”アレんぱ”)にむけた必勝祈願&激励セレモニーとしてうるま“勝連”祈願式を開催する運びとなりました。

“勝連”祈願式実施の概要

名称 :うるま“勝連”祈願式. 開催日時 :2024年2月9日(金)10時~11時

出席者

うるま市中村正

現代版組踊「肝高の阿麻和利」の阿麻和利、百十踏揚

阪神タイガースの2024年度新入団選手から7名

下村海翔選手、山田脩也選手、百崎蒼生選手、石黒佑弥選手

津田淳哉選手、松原快選手、福島圭音選手

ドラフト2位椎葉剛選手は一軍帯同

内容

1.選手らによる勝連城跡(四の曲輪)への登頂

2.あまわりパークでのセレモニー

うるま市長による激励コメント

現代版組踊「肝高の阿麻和利」阿麻和利・百十踏揚からの激励コメント

“勝連”祈願品贈呈(バット型の勝連 うるま「勝マース」お守り)

記念撮影

現代版組踊「肝高の阿麻和利」について

勝連城跡が世界遺産に登録された2000年、時を同じくして勝連城跡最後の城主・阿麻和利の半生を描いた舞台、現代版組踊「肝高の阿麻和利」は産声をあげました。阿麻和利については、国王に抵抗したとして、これまで一般的には逆臣と言われてきていましたが、琉球最古の歌謡集、おもろそうしでは、地域の英雄であったと称えられており、昨今では阿麻和利の二面性としての評価がなされています。その英雄であったところに光を当てていったのが、現代版組踊「肝高の阿麻和利」です。

「肝高の阿麻和利」は、子ども達の居場所づくりを目的に始まり、地域の中高生達のみで初演から20年以上に亘り活動を継承してきています。それは地域の芸能文化活動の枠に留まらず、うるま市が宣言した「感動産業特区」における「感動産業特区アンバサダー」として、今日ではまちづくりの推進力としてもその存在感は大きく発揮されています。


現代版組踊「肝高の阿麻和利」

■“勝連”祈願品~勝連 うるま「勝マース」お守りに関して

うるま“勝連”祈願式では、“勝連”祈願品としてうるま市長より阪神タイガースの選手に、勝連 うるま「勝マース」お守りを贈呈させていただきます。

「神々の住む島」と言われている浜比嘉島のマース(塩)を封入し、勝連の「勝ちが連なる」にちなみ、スポーツや受験などに「勝つ」。逆境や病気や苦難に「打ち勝つ」などの人生の様々な物事に「勝ち続ける」事を祈願するお守りです。野球を象徴するバット型のお守りをうるまで制作し、現代版組踊の阿麻和利、百十踏場によって、勝連城にて、阪神タイガース2年連続優勝祈願の念を込めさせていただきました


“勝連”祈願の様子

勝連 うるま「勝マース」お守り

うるま市長 中村正人コメント

阪神タイガース新人選手の皆様、本日はうるま市世界遺産勝連城跡」へお越しいただきありがとうございます。そして、阪神タイガースへの入団誠におめでとうございます。本日はあいにくの雨ではありましたが、雨降って地固まるともいいますので、本日の祈願式がよい結果、チームの連覇につながればと願っております。

そして、新入団の選手の皆様には、ぜひここうるまから、一軍キャンプの地である宜野座を目指していただきたいと思います。うるまで体を鍛えて、そして宜野座にいって一軍で活躍をするそんなきっかけにもなればと願っています。

今年は日本を震撼させる大きな地震災害が起きました。石川県能登半島、大変厳しい今状況下にあります。しかしながら、阪神タイガースのみなさんが、一生懸命プレーをし、さらには躍動する姿は、被災地を含めた多くの皆様に勇気と感動を与えると思います。どうぞ、今年1年怪我なく最後まで頑張ってください。そして日本一連覇(”アレんぱ”)を果たしてください。

本日はみなさまが勝ち続けるために特別なお守り勝ちマースを用意しました。中高生が演じている現代版組踊「肝高の阿麻和利」で活躍する阿麻和利役と百十踏揚役とともに皆様に贈呈させていただきます。これをもらうと必ず”アレんぱ”になると思います。本日はこのような機会を設けていただいたことに感謝を申し上げます。ありがとうございました。

阪神タイガース選手コメント

下村海翔選手

はじめて沖縄に来て、うるま市にきていい経験をさせていただいています。実際に勝連城に登ってみてすごく迫力があるなと感じました。本日は雨で少しの時間しか滞在できませんでしたが、改めてしっかり見てみたいなと思っています。

山田脩也選手

本日は雨のため頂上までは行けませんでしたが、世界遺産に伺うこと自体も初めての経験で、世界遺産に選ばれた場所に立ててすごいなと感じました。お守りでいただいたこの塩を試合の時などにもしっかり持って行って勝ちにつながるような結果を出せるといいなと思います。

百崎蒼生選手

実際に勝連城に伺って、すごく歴史のある城であることを感じ、そうした雰囲気を味わえたこともよかったです。勝つぞという気持ちにつなげたいです。

石黒佑弥選手

今日はちょっと雨だったので、景色があまり見られなかったのですが、晴れたときにはさらにも綺麗な景色が見られると聞きました。勝ちマースお守りを頂いたので何とか連覇に向けて自分も貢献できるように頑張っていけたらいいなと思っています。

津田淳哉選手

僕は結構歴史が好きなので、勝連城をもっと見たいなと思いました。連覇祈願のお守りを受け取って、自分自身も優勝に貢献できるような選手になれるよう、アピールしていきたいと思っています。

松原快選手

勝連城は本当に語呂がよくて縁起がいいので、この縁起のよさにあやかって、右肩上がりにいけるといいなと思っています。個人としては支配下登録から1軍登録を目指しているので、この塩を持って頑張っていきたいと思います。

福島圭音選手

勝連城というすごいパワースポットに来て、改めて今自分の頑張っている目標にむけて、少しでも助けになってくれるといいなと思っています。 

キャンプ期間中、市をあげて“勝連”にむけた支援を実施

この後2月27日までの日程で、引き続き阪神タイガースファーム選手がキャンプ地である

うるま市に滞在いたします。期間中はソフト・ハード面を含めて、選手のコンディション調整・向上に向けた環境整備について、市をあげて全面的にサポートしています。

配信元企業:沖縄県うるま市

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ